5.0
一話一話書いてる人が違うんですね。とりあえず無料で一話目読みました。絵がとても綺麗で内容も一瞬ゾンビ物?と思ったけど、過激なゾンビではなく生きてるときの習慣のみ行動に残る穏やかな死後の世界。それでも肉体は衰えていくから、いずれ粉となり崩れ去る。(その過程で臭くならないのかななんて思ったりして。)事故や急死で家族をなくしてしまった場合は、家族にとっては納得する猶予がもらえて嬉しいと思う。面白い観点から書かれた作品だなぁと感心しちゃいました。主人公の秘密が分かるラストがまた上手い。
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一話一話書いてる人が違うんですね。とりあえず無料で一話目読みました。絵がとても綺麗で内容も一瞬ゾンビ物?と思ったけど、過激なゾンビではなく生きてるときの習慣のみ行動に残る穏やかな死後の世界。それでも肉体は衰えていくから、いずれ粉となり崩れ去る。(その過程で臭くならないのかななんて思ったりして。)事故や急死で家族をなくしてしまった場合は、家族にとっては納得する猶予がもらえて嬉しいと思う。面白い観点から書かれた作品だなぁと感心しちゃいました。主人公の秘密が分かるラストがまた上手い。
わたしは死について結構小さい頃から考えてきたが、田村先生の世界観でなんだか気持ちが軽くなったように思いました。
いろんな角度からの『死』の向き合い方、迎え方とかあるけれど、ホラーでも何でもなく、そもそも日本人は特にし『死』に対して向き合わなさすぎだと思っているので、こちらの作品で刹那的なお話もありますが、この世に生まれ、生きていくこと、いろんな苦楽があるけれど、死を迎えるまでの過ごし方や考え方、残し方などを改めて考えさせられました!!
私についてはこちらの作品で染み染みした部分もありますが、暗澹たる気分にはなりませんでしたよ!
7話まで読みました。
それぞれ1〜2話ずつの短編集ですが、
それぞれ、ものすごくゾッとするお話です。
決してスプラッターホラーではないのですけれど、サラッと読み流すこともできますが、
深い深層心理や関係性を考えると、じわじわとゾッとしてきます。
やはり、「生きている人間」がこの世で1番恐ろしい存在なのだと思います
うなる。ホラーと言いながら無闇に怖がらせようとせず淡々とそれがある田村由美先生の静かな世界観。淡々と展開する中に新事実がチラりチラリと見えてくる。
何かの田村作品で「1番怖いのは生身の人間だ」という台詞に出会ったが、田村由美先生の哲学が一貫してるのにストーリーに多様性豊かな所を尊敬します。
ミステリという勿れを初めて読み、田村由美先生の虜になりました。
絵柄はもちろんのこと、ストーリーが痛快でとても面白いです。
こちらは短編ものですが、短いにも関わらず、ストーリーもまとまったしっかりしたもので、一気に読破しました。
ミステリという勿れが好きであれば、こちらも絶対好きになります。逆も然り!
田村先生のお話拝見しました。
死んだ後にも、生前の行為を繰り返す。それが彼女の旦那さんは自分ではないだろう浮気相手との情事というのが、、、 浮気されたから殺してしまったのに、殺したあとにまたもう一度同じような悲しみを受けるのが切なかったな、、、
ホラーという意味では怖くはなかったです。
ドライな大人の死生観というか、世界観でした。
ホラー、というよりは異次元に迷い込んだような不思議な世界観でした。この作者さんの作品、もうさすがとしか言いようがありません。こんな短い物語の中で読み手をその世界観に惹き込み、受け入れさせ、心を動かす…。衝撃的で切ないラストを知ると、もう一度最初のページに戻らずにいられなくなる。たしかに、極上のストーリーでした。
一話目の「死人の記」
怖いというより、切なくて悲しくて。
1話だけでしたが人の人生を考えさせられる大きなテーマの作品でした。
75ポイントは高いけれど、一話の質が高ければ、それだけの価値が十分にあります。
作者がそれぞれかわるので、期待半分、というところでしょうか。
他の作品も読んでみたくなります。
ホラーは大の苦手です。なのになぜか手を出して、そしたらもう止まらなくなってしまいました。作家さんはそれぞれ違いますが、どの作家さんの絵も綺麗。気持ち悪さがない。そして、話の展開も綺麗に流れて、最後にひやっとしたり、じわっときたりする。まさしく大人な読み物だなあと思いました。
田村さんの話を何冊か読み、この人の頭の中を見てみたいと思うほど、沢山の謁見すが散りばめられています。登場人物の細かい設定、場面の切り替え方等、読者を飽きさせず、次の展開が良い意味で読めない。この「こわいはなし」も登場人物は少ないが、次の展開でやはり『そう来るか?』となりました。