みんなのレビューと感想「砂の城」(ネタバレ非表示)(2ページ目)

砂の城
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  1. 評価:5.000 5.0

    何度読んでも色褪せない中身の濃さ

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    子供の頃に読んで、それぞれのキャラクターを愛しましたね〜。幼なじみの、しかも一緒に育った愛って、少し親からしたら無防備でしたけど(彼の素性は、名士の親が捨てられたときに手を尽くして調べればわかったかもしれませんから)、家族同士血の通ったものでしか解らない絆があるように、お互いのために存在してきた絶対的な恋愛で、とても特別な善いものだったと思います。ナタリーが相手を亡くした後、パリのセレブばかりの男女共学にいたとか社交界デビューしているとか、別の王子様を見つけられたような気もして残念ですが、
    …昔の田舎のことですものね。。

    私はヨーロッパしかもフランス語圏に、貴族の元でホームステイしてきたりしたので、
    どんなにお人形のように美しい人達が存在するかも、血筋で気性なり知能なり何かが格段に違うことも身に染みてわかります。想像できないほどの魅力の人ってやはり居るんです。私的にはフランス革命時が舞台の波瀾万丈物、上原きみ子『マリーベル』と同じく、何度読んでも脳内フランス語で感情移入してしまいます。コレを書いた一条ゆかり先生は凄いとしか良いようがない‼︎

    フランス語ではうまく訳されたのでしょうか、向こうでも作品として違和感なく愛されていると思いますよ。

    by Sabine
    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    涙が…

    小学生の頃、夢中で読んでました。切なくて涙が止まらなくて。ここでまた見つけましたがなかなか読み返す勇気が持てなかったです。でもやはり懐かしくなり思い切って読みました。まだ途中ですが、やっぱり泣きながら読んでしまう。ナタリーと初代フランシスの悲恋かと思ってたけど、ナタリーとフランシスJr.とのお話なんでしたね。もう悲しすぎて読むのが辛いけどw最後まで完読します!一条先生素敵な作品ありがとうございます。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    徹底的な救いの無さを描くのはさすがプロ!

    この話は全く救いがありません。
    主人公のナタリーも陰気で負のオーラが満載です。
    一説では、一条先生はナタリーが大嫌いらしく、それでも自分が嫌と思う作品を描きあげるのもプロだという意思で描いた作品と噂を聞きました。
    噂ですので真実は分かりませんが。

    とにかく、酷く落ち込んでドン底まで落ちて元気になれる性格の方にはオススメです。
    同じく鬱エンドの「デザイナー」も合わせて読むと私は元気になれるタイプです!

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    全て持っているのに不幸

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    ヒロインのナタリーは裕福な生まれで、美人で、才能もあって全てを持っているのにたった一つの希望、
    初恋のフランシスだけが手に入らない。
    彼が亡くなってからも彼の子供を引き取り、身代わりのように愛していく。

    個人的には他の人を愛せたら十分幸せになれたと思うのに、
    いつまでも初恋を忘れられず不幸を繰り返します。

    人生は砂の城、という教訓が深いです。

    by rozie
    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    切ない物語

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    良さ悪さはわからない。ただ、ナタリーがフランシスの子供を引き取り、本名を捨てさせ、フランシスと呼んで育てる。そこがどうしても苦しくて、他に道はなかったのか、父フランシスが亡くならなかったら息子の人生は違うものになっていたのにと何度も考えました。息子はナタリーを愛するようになるけどナタリーは彼を信じきれず、幸せには出来なかった。そして最後は儚くなる。悲しく切ないお話でした。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

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    一条ゆかり先生の作品の中でもベスト3に入るほど大好きなストーリーです。
    ナタリーとフランシスが繰り広げる壮大な愛の物語。
    フランシスが一途にナタリーを想い続ける姿に何度も涙させられます。
    結末は……賛否両論あると思いますが、大衆受けを狙ったハリウッド映画=所謂ハッピーエンドではなく、フランス映画のような余韻を残す美しさだと思います。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    昔の少女漫画のクオリティの高さ。

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    絵もストーリーも重厚で、これを『りぼん』で連載していたのかと改めてびっくり。
    小さい頃一部分読んでいたのですが当時は全く意味不明で、こう言うストーリーだったのか!と。
    ナタリーとフランシスが主人公ではありながら、全ての登場人物の設定もしっかりしており、寄宿舎の少年たちも全員主人公で漫画が描けそうです。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    暗くて哀しい…けど惹きつけられる作品

    高校時代に昼ドラでやっていたのを観ていて、原作が一条ゆかり先生と知り読みました!設定は昼ドラとは少し違いましたが大まかな流れは似ていて、漫画の方がより暗く哀しく(初っ端からすごくショックを受けます)、でもドロドロとした内容に最後まで惹きつけられ、読み終わった後はぐったりでした。今でも時折読み返したくなる作品です。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    懐かしい〜

    懐かしい過ぎて泣きそう

    リアルでりぼんを買って読んでた世代
    最終回までしっかり覚えてる

    2代目フランシスになってから最終話になる頃の話しが、少し物足りなかった覚えがあるけど

    一条ゆかりさんも、まだまだ過渡期だったので、後半に行くにつれてますます作画が美しくなっていくのが、魅力的でした

    ただただ 懐かしい!

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    作者買いの作品

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    単行本を母が読んでいた為、自分も気になって読み始めた作品ですが、涙なしでは読めない可哀想な展開ばかりが続きます。
    主人公ナタリーとフランシスの身分違いの恋の話です。
    駆け落ちしたのがきっかけで二人の人生の歯車が狂い始め、まるでロミオ&ジュリエットぐらい悲しい恋愛のストーリーで報われない二人の想いが切な過ぎて辛いです。

    • 0
全ての内容:★★★★★ 11 - 20件目/全145件

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