4.0
恵まれた者の傲慢さ
表紙の話だけ購入しました。
主人公は性格が醜いというより、人間とはこうでないといけない、と正義感ばかり振りかざしているわからず屋な感じがしました。
個人的にこういう人の人生に口出しして矯正したがるタイプは苦手かな。
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表紙の話だけ購入しました。
主人公は性格が醜いというより、人間とはこうでないといけない、と正義感ばかり振りかざしているわからず屋な感じがしました。
個人的にこういう人の人生に口出しして矯正したがるタイプは苦手かな。
表紙の話も中々面白いですが、やはり漫画としてのデフォルメの効いた少々突飛な話。
なんだかんだで一番刺さるのはその次の児童虐待の話。
無垢な幼児が、実の母親を含めた両親より理不尽な暴行を受け続け、苦しむ描写が辛すぎる。正視に耐えない。
しかしこの様な話は今の社会ではざらにある事だろう。
虐待の実際の経験者が語るエッセイによれば、子供はどんなに親から理不尽な酷い仕打ちを受けても、その様な事を親にさせている自分自身をひたすら責め続けてしまうという。
子供にとって親は絶対。
まだ物事の本質の分からない子供にとっては親が居なければ生きられないという本能だけを頼りにするしかない。
事あるごとに親の虐待による子殺しがニュースになり、先日も子供をまるで物の様に扱った写真を、さも自慢げにインスタにアップする毒親がいて本当に怒りに震えます。
この漫画で描かれている内容はそのまま現実で起こっている事です。
子をまともに育てられない、その資格のない人間がなぜ産むのか。
ひたすら苦しめるために産んだのか。
しかし、かくいう自分にはまだ子供がいませんが、これから子供が授かった時に如何にその命を尊重し、如何に向き合うか、非常に再考させられる内容でした。
子供がいる人、まだいない人も是非一読し、一つの反面教師として参考になる一編だと思います!
3番目の自転車のお話を読んで
つくづく考えさせられました。
自転車暴走の桐原さん、
とても裕福そうな豪邸に住んでいるのに、
移動は自転車ってショボいなあ。
そうな優雅な暮らししてるんなら、
移動手段は車でいいんじゃないですか?
ダイエットの為に敢えて自転車にしてるのかもしれないけど、
チャイルドシートに乗せられてる
子供も可哀想。
主人公が公認会計士だったら、
まあ大抵の勤務先は監査法人や公認会計士事務所と思っていたので、
弁護士事務所に勤務しているのは
意外でした。
こんなケースもあるんですかね。
てっきりパラリーガルの仕事をしているんだと思っていました。
内容は勧善懲悪で非常に役立つと思います。
オススメです。
若い時の残酷さが大人になってはね返ってくる現実に身震いする恐怖を感じた。
いじめとは言えない程度の態度を他人にした経験は誰もが持ち合わせていると思う。
ただ、若い時には、自身が傷ついた経験の積み重ねがないため、相手の気持ちを思い計る事ができない。
主人公のように挫折のない人間は尚更だろう。
ほんの少しの若い時の過ちは、一生、許されないものなのかと自戒させられた。
ネット上の広告に釣られてつい読んでしまいました。
主人公は自分が生まれながらにして恵まれていることの自覚があまりないような。
それゆえ、自分の正義感を押し付けて、整形という行為そのもの、はたまた、そうしなければ生きていく自信の持てないような女性を強く非難してしまう...
ただ少々思いやりに欠ける部分もあるかもしれませんが、完全な悪かというとそうでもなく、学生時代の復讐をされる程のことをしたの?という感じもします。
そして、整形したからと言って、いくらなんでもそこまで全くの別人にはなれないのでは(笑)というツッコミどころもありますが、まぁ短いお話ですし、楽しめると思います。
表題作のみ読みました。
美人だけど外見維持の努力している主人公からしたら、整形したい人の気持ちなんて「努力不足」としか思えないのでしょうね。どうせなら夫の子供を産んだその後の生活を描いて欲しかったな。
整形してたのが女性の方だった、というのはいくつか見たことがありますが、
このパターンは初めてです。
自分の美しさに自信があり、美しい人間は大好きだが美しくない人間、特に、自分の近くにいる男は
美しくないと絶対にいや…
自分の美しさに関して、かなりの部分が遺伝という名の幸運だってことには気づいてないんですね。
無料分以降の展開が気になりますね
広告でネタバレしてましたが3話までですが読みました。
主人公の性格がきついですね…。
元々の作りが良ければ努力のしようもあるでしょうけど、運動したからといって輪郭が整って鼻筋が通るわけでもないしなぁ…。
特に整形するってことは努力ではどうにもならないものを変える為って私的に思っているので、ちょっと手術して明るく生きれるなら、それに越したことは無いと思うのです…。
それが自信や希望になるのであれば整形してもイイんですよね。
周りからしたらはじめは困惑はするのでしょうけど、美しく輝きに溢れ明るく振る舞う本人を見ていれば整形は“悪”なんかじゃないと気付いていくでしょう。
···主人公はお綺麗ですが、もう少し柔軟な発想が出来なかったものかと···。
フィクションに対して割りとガチ目に思っています(ーー;
主人公が言うように、美しくいるための努力をせずに
美人には分からない。と言い放つデブには確かに賛成できない。
主人公の言うことも分かる。
ただ、整形でしか変わることができないものもあるし
いじめられていた人間が生まれ変わりたい。と願うことも理解できない主人公は
心が狭すぎる。
というか、私の経験上だが
ズバ抜けて容姿に恵まれている人は
あまり他人の容姿にとやかく言う人はいない。余裕があるからか、決して容姿で人を馬鹿にしたりはしていない。
そういうのは決まって中の上〜下の人間が行うイメージ。
自分にコンプレックスがあり、相手を卑下しないと自分が保てない。下手したら自分より容姿が良くなってしまうかもしれない危機感。
主人公もその程度のレベルなんだろうな
としか思えない。