5.0
最近のアニメやマンガの定番である、ほのぼの日常系のゆるいノホホン日和な作品です。
ヘタウマな絵柄とボンヤリ続く日常生活。
今日の次には明日がある、それが日常。永遠に続くボンヤリした日々。
チーちゃんとユウはノホホンと生き、ポヤヤンとした日常を私達に提供してくれます。
誰もが望むノホホン日和を生きる二人の物語。
死ぬしかない二人の末期のノホホンを描いた物語です。
最低だけれど、最高だよv
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最近のアニメやマンガの定番である、ほのぼの日常系のゆるいノホホン日和な作品です。
ヘタウマな絵柄とボンヤリ続く日常生活。
今日の次には明日がある、それが日常。永遠に続くボンヤリした日々。
チーちゃんとユウはノホホンと生き、ポヤヤンとした日常を私達に提供してくれます。
誰もが望むノホホン日和を生きる二人の物語。
死ぬしかない二人の末期のノホホンを描いた物語です。
最低だけれど、最高だよv
随分前になりますがTVアニメで見てとても印象に残っていて、大好きだったのでこちらで見つけて嬉しかったです。アニメの原作(?)が読めるのがとても嬉しいです。とてもSFチックな作品なのでSF好きにはたまらないと思います。
まだ4話くらいしか読んでいないのですが、なんというか、本当に不思議な雰囲気の漫画です。
よくあるほのぼの日常系を求めていると裏切られるかも(個人的にはいい意味でしたが)。
あらすじにもタイトルにもある通り、終末期の世界なので2人以外誰もいない。
2人は悲しむでもなく食料と燃料を求めて日々旅をしていて、2人の世界はほのぼのまったりしているのですが、人間が大勢いる世界を知っている読者側からすると、そこはかとない切なさを感じます。
私は、ちょっと「キノの旅」に似た雰囲気を感じました。
主人公たちは感情をむき出しにすることはなく淡々と世界が流れていくんだけれども、時々ちくっと心の隅を突かれたり、世界の不条理を感じたり。
静かで儚い雰囲気が面白いなと思います。
絵がいわゆるヘタウマというか、味がある感じの絵なのでそこでも好き嫌い分かれるかもしれませんが、ゆるゆるした雰囲気がストーリーともマッチしているので私は好きです。オススメ漫画聞かれたらあげたいと思うくらいには。
「少女」「終末旅行」という相入れない要素のタイトルとユルいタッチの絵に惹かれて読み始めましたが、一気にひきこまれました!
他レビューに背景が見えてこなさすぎるという指摘がちらほらありますが、私はそこがこの作品の世界観を作る一つのポイントかなと。
終末世界にいる2人の悲壮感や現実感の無さが、フワフワした不安定さになっていて面白いです。
のんびりと緩やかなやり取り…でも生きるために常に動き続けている2人。
終わってしまった世界に絶望しているというより希望を元々持っていないのではないかと思うような目の前の現実だけを受け入れてる主人公達をみていると胸が締めつけられる…
じっくり考えながら読み進めていきたい作品です。
なんだろう、暗い建物から脱出できたやった〜って思ったら世界が死んでて、え?2人しかいないの?って思ったら4話でそれに対しての同様の「2人しかいなかったりして」ってセリフがあったり。
作者エスパーかと笑
読者の振り回し方が絶妙に上手いと感じました。続きが気になります。
終末世界で食料や燃料を探すために移動しその日その日を生きている。
生きる意義もなく絶望してしまいそうだけど、ただ生きているから食べ物を探す。その為には燃料も探す。ただそれだけ。なのに暗いかんじでもなくのほほんと旅をしているように見える2人がこの先どうなるのか気になります。
終末世界の廃墟感と、二人ののんびりとした感じがとても楽しいです。
とくに、誰も居ない廃都市の中で二人だけでのかけあいや、今の日本では出来ない本物銃器等を使った遊びや、廃墟に残された物を探して旅をしている様は、とても楽しいです。
全巻揃えて家に置いておきたくなる本ですね。素晴らしいと思います。世界観、空気感も。シュールでいて愛らしいですね。こういう発想というか、想像力も持たなければいけないですね。この本から少しパワーをいただいて。
二人で旅してて可愛いなあって思ったあとの銃の練習とか、出口を出たあとの乾杯の次には最後の一缶だからなの切なさとか。そういうの全部ひっくるめて寒くなって温かい漫画