みんなのレビューと感想「少年の境界」（ネタバレ非表示）

我慢できず、、、

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続きが気になって気になって最新話まで他のところで読みました、、、が！！！
ゆか×大我 運命の番派だった私には嫌な終わり方でした。
なのになんで★5かと言いますと
・オメガバース(Ω)についての理解の乏しさ
・運命の番か？それとも感情か？
これ等がこの物語と大変マッチしていたからです。
運命の番を信じちゃうロマンチストが暴走してしまい目の前で運命の番を奪われちゃうみたいなところね、、、ものすごく嫌いだけどものすごく好き。
少年の境界を読んで私自身の考えるオメガバースの世界が広がったって感じです。
いい作品なんですよ！！！
でもなんか人には勧めたくない、、、
あ〜私めんどくせ〜
1巻の描き下ろし読んだらこうなるよ、、、大我、、、幸せになったならいいよ、、、
でも、、、なんも言えねえ、、、

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たった今、１話目から一気に読破しました。
私はαやΩといった題材の話をよく読む方ではないです。
でもこの作品はそれを越えた人の心のお話しで…とても素晴らしかったです。

個人的にはとてもハッピーエンドでした。

「運命」この言葉が何度も出てきます。
大我(α)は運命の番を目の前で奪われたこと、自分の番にできなかったこと、友達を傷付けてしまったことにずっと苦しんでいました。その過去の悔いがあったからこそ、大人になってこれ程まで魅力ある男性になったんだと思います。

薫(α)は幼くして運命より自分の心に嘘を付かず幸せを信じてゆかを番にしました。泣きながら、本能ではなく自分の心に従って。でもずっと不安で不安で、自分が運命の相手ではないのに自分の身勝手で人生を奪ってしまったのではないかと悩んでた…そんな中でゆかから愛しているといわれた薫はどんなに幸せだったか…想像するだけで泣けます。

運命があるなら、薫はゆかに、大我は倫に出逢うことが運命だったんです。きっとそうです。
だってみんな幸せそうだったから。

私が読み終わって幸せだったー！

運命の番より

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オメガパーツでよく運命の番は最強みたいに描かれていましたが、運命よりも心が結ばれている方が大切で、尊いと言うのが描かれていて、いいなぁ～と思いました。
個人的に薫(α)が弱そうにみえて、一途にゆか(Ω)を子供の頃から好きで寄り添い続ける姿がいいなぁと思いました。ゆかの運命の番だった大我(α)も、過去に嫌な奴でしたが、なんだかんだ言っても倫(Ω)を大切にするαになって良かったです。
書き下ろしのその後の大我と倫を読んで、色々気づついた2人が幸せになって、ほっとしました。

オメガバースが好きで、色々読んでみましたが、この作品はとても深く重く、人として何が大切で優先されるべきか等、心にぐっと突き刺さりました。
涙と鼻水が溢れるのが止められない。
登場人物、みんなの心の描写が凄く丁寧で、引き込まれていきます。
薫はもとより、大我、凄く良い男になりました！
幸せになってほしい！
最初読んだ時より、二度目がより深く感情が揺さぶられました。何度でも読みたいほど、良い作品です。

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切ないけど、それぞれのハッピーエンドが用意されていて良かったです。
愛のぶつけ方が特徴的だなぁと思いました。
オメガバース特有の非日常な葛藤もありつつ、普段の生活にもありそうな日常の葛藤もあって共感も大きかった不思議な作品です。
涙無しでは読めないです。

最後まで読んで欲しい作品。

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最初は、主人公にちょっと可哀想な流れもあります。なので、途中でやめてしまう人がいるかも。　この後、マジネタバレなので、すみません。
　オメガとばれて襲われる主人公を助ける幼馴染。でもそれが勢いで番になってしまうという方法しかなかった。
また、その原因を作った男の子は、運命と気が付かず主人公を貶めてしまう。そしてそれに後から気がついていく。
　ただ、運命の番よりも大切な人がいるという今までにない展開が、良かったです。でも、最後の方まで読まないと本当に幸せになってるとわからないので、本当最後まで読んで欲しいって思う作品。
　またもう一つの番の話、高校生の時に運命の番であった主人公を逃してしまった後悔を持つ男が、付き合っているオメガの大切さに気づき守るお話がまた好きでした。切ないけど、ちゃんとそれぞれの番が幸せを見つけていく素敵な作品でした。

オメガバースの中で一番

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オメガバース大好物人間で、たくさん読んできましたが、その中でも一番好きです。オメガバースの醍醐味といえば運命の番ですが、出てくる2組のカップルは運命よりも感情を優先させて番になります。その葛藤が丁寧に描かれていてとても良かった。
個人的には、2話の大我くんの話が良かった。というか大我くんが良かったw
薫くんの一途さにも心打たれたし、キャラ立ちがしっかりしていて、感情移入出来ました。
大我と薫のやりとりで「相手の幸せを一番願う者が幸せにできる」というようなセリフ、考えさせられます。
この作者の作品をもっと読みたいな。

オメガバースが苦手な私でも

この作者さんの他の作品が好きなのと、無料になってたのとで読んでみました。無料分だけでは、ユカが痛々しく弱々しい感じで終わりますが、無料分だけでなくその続き！を是非読んでみて下さい。めちゃ泣きました。感動しました。最後まで読みました。スゴくよい作品でした。内容は少し重めですが、ユカ・薫・大我・倫、４人の心理描写が丁寧に描かれていて良いです。オメガバースが苦手な私でも『最後まで読んでヨカッタ』と思える作品でした。今まで読んだオメガバの中で１番かもしれない。

大我と倫もオススメです

学生時代の大我は、あまり好きじゃなかったけど、倫と出会った大我を応援したくなりました。

記憶後退が進む倫を自分の罪だと悲しむ姿を見て、学生時代の小憎らしい大我が成長したなぁと…。

3ヶ月後に子供を作る予定だった大我と倫に赤ちゃんが出来るのは、かなりあとの話になりますが、ゆかとばったり出会った大我が、双子ちゃんをチャリに乗せてるラストは幸せそうで拍手。

ただ、その光景は笑えました。

社会派オメガバースです。
楽しくあっけらかんと読めるオメガバースも好きですが、この作品が私にとってナンバーワンオメガバースです！
いや…全BLの中でもトップ3に入るかも。
素晴らしい作品だと思います。

読んでいて途中、辛くて悲しくて重いストーリーが出てきますが、その部分に心を痛ませて読むことにこの作品の価値があると思います。

オメガバースという設定は架空のものですが、実世界の他のものに色々置き換えて読むと、学ぶことや考えさせられることがたくさんありました。

最終的にはハッピーエンドです。
途中に心を痛めて読んだ分、受け取る幸せの感情がとても大きかったです。

もはや文学！
でもエロい！
最高です！