4.0
重くて、深い!
最初はただのショタ系かと思ったらとんでもなかった。世間からの冷たい仕打ちや、二人が抱える闇にどんどん読み込んでしまう。ほとんど、男女3人の話になりますが、女の子の性格や言動がまた物語を深くしていってる感じ。こんな女友達、欲しいって思いました(笑)二人が幸せになっていればいいなぁ~と実話のように思ってしまいました。
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最初はただのショタ系かと思ったらとんでもなかった。世間からの冷たい仕打ちや、二人が抱える闇にどんどん読み込んでしまう。ほとんど、男女3人の話になりますが、女の子の性格や言動がまた物語を深くしていってる感じ。こんな女友達、欲しいって思いました(笑)二人が幸せになっていればいいなぁ~と実話のように思ってしまいました。
LGBTにも人権があるのは当然とされる一方で、小児性愛者は犯罪者予備軍という現実は飲み込みにくい。同じマイノリティだと言えば「一緒にするな」と怒号されるのだろう。しかしほんの十年程前までは、彼らもマジョリティから「一緒にするな」と線引きされていた側なのだ。性癖が犯罪であるなら、「更正」できたことは祝福されるべきはずなのに、私はあの父親を許せない。何が正しくて誰が悪いのか、わからなくなる。罪と罰とは何なのだろう。
すごく後味が悪くて、でもあえてそういう書き方をしてるんだなと思うし、いい意味での後味の悪さって感じです。
最初の話の入り方からどういう風に話の終わりに持っていくのかな?と、思っていたのですが、メリーバッドエンドが好きな方なら好きな話の内容だと思います。私は好きな感じの話でした。
ハッピーエンドが好きな方にはあまり好きな話ではないかもですね。
あと、リバ表現的なのがあり、受け攻めという概念がない感じなのでそういうのが嫌な人は嫌かも。
にいちゃんが依存してるんだか、そうじゃないんだかよく分からなかったけど、結局ゆいに依存してるんだな〜〜って最後に確認できた気がしたのですが、最後の最後ににいちゃんもゆいもタバコと薬を摂取してる感じからしてお互い薬やタバコと同じ感じでお互いに依存しあってるんだろうなと思いました。(あくまで個人の見解ですが)
ゆいくんがとても可愛いし、健気だな。と思いました。
私的にはまいこちゃんがとても好きでサッパリしていていい子で可愛いし大好きなキャラでした。全然関係ないかもですが、ゆいがまいこちゃんに拒絶などをされなくてよかったと言う気持ちが大きすぎて途中とても嬉しくなりました(笑)
まいこちゃんのお父さんとにいちゃんの関係の部分でピースがハマったのは出来過ぎな気もしたけど、そういう感じで話を進めることによってスッキリしてて良かったのかもな。と、思いました。
色々書きましたがとてもおススメです。
自分も同性の方と付き合ってるので自分と重ねて読んでいる部分があり、変にハッピーエンドで周りから祝福されてみんな仲良し!って話よりは現実味があり、共感という意味で楽しめました。
はらだ先生の綺麗な絵もあり読みやすくキャラクターの見た目も含め、ストーリーの構成や話の進むテンポや伏線など。すごく好みでした。
ひとくくりに「愛」といっても、「普通」といっても、それは極めて偏向的なものであることを見失っている人は限りなく多いのではないか。私から見れば景くんの両親がしていたことは普通ではないなと感じたが、そう感じる私を「普通じゃない」と思う人も少なくないはず。そうした主観が他人と噛み合ってしまった時に、「私は普通だ、お前はおかしい」と声高らかに相手を糾弾する武器にしているだけなのだなあ、とぼんやりと考えた。
文章力なくてごめんなさい。いい作品だと思いました!ありがとうございました!
はらださんのファンでいろんな作品を見てきたけど、最初のショタと大人のいけない関係だけの話と思いきや、攻めの過去の確執が深く作品に絡んでいて、抗いながらも生きていく、それに巻き込まれてしまったと思いきや、受けの強い愛で救われていく。
いや、実際救われたのかどうなのか、その辺もドロッとしたまま終わっていくのがまたはらだワールドというか。。。
とりあえず、まいちゃんは一番のキーパーソンでナイスキャラでした。
ただのB Lでは終わらないことがこの作品の素晴らしさを表しています。「普通ってなんですか…?」マイノリティーであることがゆえの辛さや葛藤が物語を一色に包んであり、その世界観に圧倒されました。決してハッピーエンドとは行かないのかも知れないけれど、負の連鎖から這い上がることが出来たのは、ゆい君の真っ直ぐな愛がにいちゃんに届いたから。この先2人の歩む道が、少しでも幸せであることを願わずにはいられません。普通ってなんですか?胸に響く名作です。
とりあえず満点なのは確定なんですけど...どう言えばいいのか...
はらだ作品の擬態をしてるんですよ、今作は!
恐らく、最後の1話が一番描きたかったことだと思うんですが、この1話がつくことによって、これまでのはらだ作品とは一線を画すものになっていると感じました。
自分は常識とか世間にどっぷり浸かっている人間なので、いざ彼らを目の前にして肯定できるかは分からないのですが...とここまで考えて、こんなにリアルに置きかえて考えるBL漫画なんてこれまでなかったわー!と、改めてはらださんの凄さに感動しました。
登場人物の立体感がすごい、本当に存在しそう。
いや、ネタバレありのレビューなら1000字超えそうですよ(笑)
とにかく読んでみて欲しいですね。
エロもすっごいので!←台無し
表紙からして、きっとみなさんなんだか不気味な、それでいて不思議な魅力、手に取らないではいられないような感覚を感じたことと思いますが、おそらくその感覚は合っていることと思います。
この話にでてくる「にいちゃん」は掴みどころがない人。一見するとサイコパス?なのにどうしてだか、彼に共感もできてしまう。何度も読むと彼への感じ方が変わってくるところも深みに感じた。
(イイ意味で)にいちゃんが毒
試し読みの段階でも、危うい雰囲気プンプンでヤバいなぁ・・・( *´艸)
ってのが理解できますね
続きが気になるので来月から本格的に・・・と思ったら31日で配信終了ということなので・・・。
迷わず買い!
この後、なんやかんやあって一度離れ離れになり、ても数年後に再会して・・・
というこらしく
でもってにいちゃんが以前と何やら雰囲気が違うらしく・・・
続きが気になってしゃーない(/´△`\)
すごく重い内容ですが、お話にぐっと引き込まれてしまいます。この内容はきっとこの作者様にしか描けないと思います。いろんな事に対する恐怖、狂愛、歪んだ感情。自分の考えを肯定するのは難しく、それを周りに認めてもらうのはもっと難しい。気にせず生きようとしても常に周りとの関係性は切れないもの。そういったものを本当に深く表現されていると思いました。