【ネタバレあり】脂肪と言う名の服を着てのレビューと感想（3ページ目）

なつかしい！

連載してた頃、安野モヨコ先生にハマって読んでいた作品です！不安だから、嫌なことがあったら、とにかく食え！と自分に言い聞かせてしまうヒロイン。都合の良い女扱いしてくる彼氏。脂肪という名の服を着て武装していたのに、それを脱ぎ捨てます。なんとダイエットのプロの力を借りて。ちゃんとプログラムをこなしていくのに、隠れて吐いたり。
ダイエットの黒い部分も描いていて、どんどん先が読みたくなります！

面白いです！数話しか見てないのに
惹き込まれるのはこの人の才能を感じました。
なんでもこの作品はだいぶ昔の作品らしいですが、それを全く感じさせない作風で
驚きました。
女のマウンティングもあります。
今も昔も。変わらないんですね
みんながみんなそうではありませんが、女性の中には自分より下の立場、見た目の人を見つけて仲いいフリして蹴落としたり嘲笑ったりするんですよね...

自分がない人の悲劇

安野モヨコ作品の中でも特に印象に残っている漫画です。一度読んだだけなのに、ストーリーをちゃんと覚えていたのは自分でも驚きました。
主人公の女性は自分がないというか、他人の目を異常に気にするというか、自尊心が異様に低いというか…。それ故にプライドと自己愛が異様に高い人間に目をつけられ、サンドバッグにされてるな～と感じました。

あるあるだが……

安野先生の作品は好きだか、これは毛色が違う。

痛々しい。
描いていたとき先生も通常より辛かったのではないか？
比較的冷静だったのだろうか？
どなたかインタビュー等で御存知の方、おしえていただきたい。

パスタを茹でている最中に、彼氏から迫られセッ◯スに持ち込まれるシーンが生々しい。パスタというのがポイント。

『ハッピーマニア』や『花とみつばち』などと合わせて読むことをオススメします。
『働きマン』でも『オチビサン』でも良。

自己批判感ゼロ

この作家さんは初めて読ませて頂きましたが、他の方のレビューにもある通り、本当に評価の仕方が難しいです。

自己批判、なんていうと負の感情のイメージだけど、社会で生きてく上で必要なものだと思います。
あの人なんでああなんだろう。
どうしてこうなった！
なんでそんなん言うの？
そんな時、普通は(少なくとも私は)自分を省みてみたりもするもので
あれ？私が悪かったのかな。
こうしとけば良かった。
自分が先にあんな言い方したもんな…。
そんなふうに色々悩んで自分を修正するもんじゃないかなと。
でも主人公はもちろん、ほとんどのキャラみんながびっくりするくらいそれがない！
悪い事は他人のせい。
イライラするのも他人のせい。
傷ついたら他人のせい。
しかも傷ついたら傷つきっ放し。
もしくは傷つけ返す。

そりゃ病むでしょ。
だからそこまで病む前に自己批判しましょうよ。
自分や周りを否定したり肯定したりを繰り返して繰り返して、人は学んで成長して、時には退化したりもしながら人間関係を築こうと足掻くんじゃないですかー(白目)。
そして優しさを増していく。

この作品は、そういうあたりまえにあって欲しい優しさを、徹底的に排除していて救いはないのかと思ってしまいます。
優しくされたい、認められたいなら優しくして、認めてあげなきゃ。
目の前にいるその人は、結局は自分を映してるんですから。
エステティシャンと同僚のヨーコだけがちゃんと自分以外の心配をしてあげられる人ですね。
上司の厳しさも部下の為かもしれません。
その辺は掘り下げられていないのでわかりませんが。

長くなりましたが、作家さんの意図通りに読めたのかわからないし、読んで良かったな、とも思えなかったので☆は２で。
何より主人公にひとつも魅力を感じられなかったので疲れました。
☆１じゃないのは毎回の扉絵の女性達が格好良く可愛かったからです。

救いがない、、

もうちょっとすっきりする結末を期待して全話購入したのですが、そういうわけではなかった。買わなくてもよかったな、と後悔です。

働きマンで有名な

働きマンで有名な
安野モヨコ先生の作品！
おデブちゃんが痩せてきれいになって
自分を振った彼氏を見返してやる！と
いうお話を想像して読んでいたのですが
ちゃんと奥が深い作品でした。
恋愛で上手くいかない、
仕事も上手くいかないで食に走る。
分かるーと思いつつも太りたくはないなと
ダイエットを決意させてくれる作品です。

昔読んでいました

この作品から月日が流れ、日本社会はあいも変わらずルッキズムだらけ。吐き気がします。
ここに出てくる、主人公を見下す男性や女性たちも今や立派な中高年ですよね。貧しい精神のまま年を重ねることこそ惨め。
主人公を責めるコメントを見かけますが、ルッキズム中心の日本社会による犠牲者でもあるのでは。誰もがあのような弱さを持ち合わせているのにね。

痩せたい女性へ。

結構古いマンガですが、安野モヨコ先生のマンガ大好きです！絵がとってもかわいい。悩める女性におすすめします。デブな女の過食症と拒食症、エステ通い、女同士のイジメなどが書かれています。自分に対しての反面教師のような内容です。巻数もそんなに多くないので、完結までスラスラ読めるのもありがたい。まぁ、本気で痩せたいなと思ったら読むべきです。

一話目で無理

ダイエット奮闘記と想像して読んでみましたが、過食症のお話のようでした。
彼氏の浮気を見て、そのストレスをドカ食いして発散…

そりゃ、私だって美味しいものを食べてストレス解消することだってあります。でも主人公の場合は度が過ぎてる。

一話しか読んでないですが、主人公は今までにも嫌なことがあると食欲で気持ちをすりかえてきたんだろうなー

私もぽっちゃり体型、13号サイズだけど、みっともないと思われない程度にはいろいろ頑張ってます。
主人公、痩せる云々じゃなくて、自分を磨こうという気持ちがなきゃ彼氏だって離れていくよ。