3.0
棚ぼたとしか思えない…。
社長の丞さんが、たまたま結婚する必要があったので、たまたまそこに(居酒屋に)居合わせた碧羽と結婚するというシチュエーションが、まず「おー、まい、がー、信じられな〜い!」容姿は十人並み、酒癖悪い、おまけにリバースされたとなると、もう、関わり合いになりたくないと思うものでは? あり得なさすぎる初期設定です。丞さんさんなら選び放題でしょうに、何故に碧羽なん?
それでも、碧羽がもう少し魅力的なら、のめり込むこともできたのですが、中盤まではうだうだ、だったら、はじめっから結婚するな〜っと言いたくなるようなゴネゴネぶりで、危なく途中離脱するところでした。そんな碧羽に絆されていくのだから、丞さんどうしたの?碧羽のどこがよくて、そんなドキッとしているの?と、思わず二度見をしたほどです。(チビ碧羽に至っては、鬱陶しいだけで、必要感皆無。33歳には似合わなすぎ!もっと、年相応の大人になろう)
後半、碧羽はそれなりに頑張って、試練を乗り越えていきますが、やはり本作の命題「丞は碧羽のどこに惚れたのか」に関しては、分からず仕舞いでした。結論として、棚ぼた式にたまたまチャンスを掴み、見事シンデレラストーリーに仕上げた、運のよい33歳の物語…かな? 前半星2、後半星4、平均すると星3ってところです。
- 0