3.0
切ない
切ないお話しです。
女性がこんな扱いを受けていた時代
今もあるかもしれないけど
情報がないから知らない知らされない
物語の結末はどうなるんだろう
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切ないお話しです。
女性がこんな扱いを受けていた時代
今もあるかもしれないけど
情報がないから知らない知らされない
物語の結末はどうなるんだろう
遊郭がテーマのお話です。
私の中で遊郭=吉原のイメージが強い。
遊郭をテーマにした作品はたくさんあり、何作か見てきましたが、きっとこの作品が嘘偽りのない真の遊郭の形なんだろうと痛感しました。
チキウ岬、ついこの間の北海道旅行で行きました。
こんな綺麗なところで、と感慨深いものがあります。
一度、目を背けずに読んで欲しい作品です。
色んな作者の小説で、様々な視線から書かれているものを読んだし、陽暉楼などの映画も見たが、漫画では初めて読んだ。
より一層リアルで、読みながら胸が苦しくなった。
江戸時代からこの時代まで、日本中の遊郭、赤線に実在した、全てノンフィクションだと思う。
厳しい寒さの中、親に売られた幼い女子たち。この先どうやって生き延びるのかは、自分で決めるしかない。知恵を絞り、体を使い逞しく生きていってほしい。
昭和初期、北海道で本当にあった話を元にした4人の少女の物語。
前半は主人公の壮絶な内容だが、後半は少しずつ前向きになれるような内容だったので良かったです。心に残る作品です。
何度か読み返してしまう。
こんな状況を生き抜いた女性たちそれぞれの生き様に感動します。
どんな状況であれ必死に生きる姿は美しい。
そんなに遠い昔ではない時代の話ですが、すべてではないとはいえ、こんなに苦しむ女性がいたことに衝撃を受けました
なりながらも最後まで読んでしまった作品。切なくて悲しくて、でも昔はこんなこと当たり前だったのかなぁなんて思ってしまいました。
こんな残酷なことがまかり通っていた時代があったんだ..と思いました。人権も何もない、借金のある(するしかない)家の娘はただ売られて、置き屋のいいなりになるしかない。ふるさとの好きな人といっしょになりたかったのに、知らない男に買われて叶わなかった姉。姉の分もと淡々と働く初潮もまだない妹。吉原とはまた違う、北の遊廓。何度も重いため息が出ました。こういう時代があって今がある、知っておくべき歴史だと思います。
時代のせい?
でも、強い子はどこに行っても
ちゃんと頑張って自分の立ち位置を作っていきます。
同じように売られて行っても
みんな同じじゃない。
痛感します。