5.0
内容と絵に色気がある
運も実力の内。主人公の境遇から見れば、同じ波乱な運命のスタートを切る幼馴染に比べて、大出世の階段をかけ上がっていきます。しかし読み進めれば進むほど、ヒロインはとても強かで、謙虚で貪欲な努力家ですから、引き寄せるものは運ではなく必然的なチャンスだと感じます。そして欠かせないのが、ロマンある時代背景。今時の映画化されるような作風や絵にはない、魅力と色気ある線画に引き込まれます。
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運も実力の内。主人公の境遇から見れば、同じ波乱な運命のスタートを切る幼馴染に比べて、大出世の階段をかけ上がっていきます。しかし読み進めれば進むほど、ヒロインはとても強かで、謙虚で貪欲な努力家ですから、引き寄せるものは運ではなく必然的なチャンスだと感じます。そして欠かせないのが、ロマンある時代背景。今時の映画化されるような作風や絵にはない、魅力と色気ある線画に引き込まれます。
学生時代から篠原先生の漫画にハマり、内容の軸のブレなさや、画の美しさは素晴らしいです。歴史物や海外物は好物ではないけれど、なぜか画の美しさで読み進めてしまいます。内容も時代背景などがしっかりと裏づけされているからかと。陛下好き〜♡個人的には通称「闇パー」「海闇」みたいな現代における恋愛ミステリーを又お願いしたいですが。
大人で良かった…。
無料分を読み、どうしても続きが気になってしまい、ついつい【大人買い】してしまう程の作品です。
現在、104巻…他の方のレビューを読み、ググるとまだまだ続きそう…そして、幸せにはなれない二人
悲しいけれど、史実を元に書かれているのなら、それが現実でしょうね…でも、登場人物の心理が丁寧なので、引き込まれます。
本当に本当に面白い作品です。
後宮ものといえば、大奥や韓流大河のように煌びやかな女性たちの出世争いのイメージで、もちろんこちらもその要素がメインだとは思うのですが、主人公のヒュッレムが最初から「自由になること」「外の世界」を夢見ていて、皇帝の理想にその夢を重ねながら成長していくのが、他の大河よりもスケールが大きい物語というふうに感じました。(実際、オスマン帝国めちゃくちゃでかいし)
これまであまり馴染みのなかった地域の話で、色んな文化や習慣の違いを知れるのも面白いです。
人物の大部分が歴史に沿ってはいるものの、恋愛要素を嫌味なく組み入れた素晴らしいストーリー。
こちらは他の作品より絵の表情が読みとりにくい分、史実を基盤に言葉、態度、構成が、充分すぎる!良い意味で分かりにくいてんで、ミステリー要素がより濃く感じます。
更新遅いのも作戦のうちかと..思うほど泣泣
待ちきれないです!!世界中の人に読んでほしいです!
天は赤い河のほとり を読んできました。
天は~ より大人向け?かな。
なかなか厳しい現実が待ち受けていて、読んでいてしんどい時もけっこうある。。
イブラヒムが素敵に思えていたけど...立場とかのせいもあるけど、嫌なやつにも見えてしまう。
愛を貫き通すとかそういう話ではないのかな...過酷な運命にどう立ち向かっていくのかという過酷な時代のお話と思って見てます。どうなっていくんだろう!?
16世紀初めのオスマントルコを舞台に繰り広げられる豪華絢爛な恋愛歴史絵巻です。ハーレム(後宮)やハマム(トルコ式蒸し風呂)、スルタン(トルコ皇帝)と言ったワードは知っていたものの、個人的にはその歴史自体にさほど明るくなく。。帝国の栄華に目を見張り、後宮の煌びやかな美しさにウットリしつつも、そこに渦巻く陰謀にハラハラ。登場人物たちの恋心の行く末にドキドキしながら、一気に読み進めてしまいました。狭い環境で足を引っ張り合い、憎しみ合うより、多くを学び、高い視野を持つことで自分の運命を切り開こうとする主人公ですが、今後もまだまだ波乱含みの予感。
大好きな、篠原千絵先生の作品。無料だったので、読み始めてみました。最近は新しい漫画より昔読んでいた漫画を読み返す事のほうが多かったのに…。無料の5話で引き込まれました!!人攫いからの人身売買、どう考えてもお先真っ暗で苦手なジャンルかな?と心配していましたが、ただ虐げられるだけじゃなく、ちゃんと人権や出世があるんですね。レビューを見ていても、主人公が、のし上がって行くようなので楽しみです。
さすがですね。歴史的史実とともに肉付けした恋愛ドラマがロマンチックで展開が早くておもしろいです。
ヒュッレムと名付けられた女性は北方からさらわれて来てオスマン帝国の王様に献上される。これはオスマン帝国で実際にハレムに集められた女性たちが、各国から拐われ売られた女性だったことで事実。
それに登場する王も腹心の部下もこんなに美しく徳のある人たちであったかはわからない。それに中東系の人たちだし。それを乙女がきゅんとするストーリーにしてしまう腕に感服です。
人生観を変えてくれるほどハマった天河と同じような雰囲気なのかと思いきや、史実に沿ったストーリーとのことで、そうとなれば調べてしまうのがファンの性…そして早々に展開を知ってしまうという…涙
史実を基にしたファンタジーであればどれだけ良かったろうか、と思ってしまいます。天河は早々に魔術師が水瓶を操ってユーリを殺しにかかってきて、すぐ読み手もファンタジー脳になれたのですが、こちらはトンデモ展開がないぶん肩透かしというか…物足りなさを感じてしまいました。
ですが敬愛する篠原先生の新作、読み進めていくと序盤のイブラヒムへの恋慕はなんだったの!なんてこった!な展開ですが、だってこれが史実なんだもん、と自分に言い聞かせてなるべく楽しもうと思います…(にしてもつらい)