4.0
こんな死後もありかもしれない
死後の世界へ行く場所を事務的に処理してくれる、市役所のようなし役所。日本人しか扱われていないので実際にはありえないけど、こういった世界もありかもしれないと思いました。
実際にはし刑の人が仲良く仕事をするには難しいかもしれませんが。
まだ読み進めてはいないだけかもですが、しぬ直前の姿でし役所に行くわりに、し刑になって働いている人々は首つりの痕がない気がして、少し違和感を感じました。
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死後の世界へ行く場所を事務的に処理してくれる、市役所のようなし役所。日本人しか扱われていないので実際にはありえないけど、こういった世界もありかもしれないと思いました。
実際にはし刑の人が仲良く仕事をするには難しいかもしれませんが。
まだ読み進めてはいないだけかもですが、しぬ直前の姿でし役所に行くわりに、し刑になって働いている人々は首つりの痕がない気がして、少し違和感を感じました。
つくづく 人生って、色々だなぁ…と改めて 身につまされたり、考えさせられるストーリーが多いと感じました。自分は、医療従事者で病院で色んな患者さんと接しているので、子どもからお年寄りまで また、家族の方々と接することも多いので…様々な死に対してのストーリーの中でも 人間模様が感じられる この漫画は読んでいて 凄く共感できる部分もありました。死んでから後悔しても遅いけど、特に子どもが虐待されたり、両親から愛情を注がれない中で それでも親に対しての愛情を求めて死んでしまう描写には、泣けました。
元はテレビドラマで知ったのですが、漫画の方は更に話も多く、ドラマでは「これどうなんだろう?」と疑問が残るところも、きちんと追えるようになっていて納得です。
それぞれの人生に、それぞれの思い。どんな漫画でもドラマでも、その模様が展開されていくのが見ている側の醍醐味ではありますが、まず「死」に焦点を当て、更に「死後」の展開を膨らませていくのは、ファンタジーの分野ではよく見かけるものかもしれませんが、現実的な視点では珍しいのかな、と思いました。
手放しで笑える話ではありませんが、どんどん落ち込む内容でもないので(まだ読んでいる最中なので今後わかりませんが)、人間模様の勉強もしても、良い作品かなと思えます。
し者の生前の話やし役所の職員の話がテンポ良く進むので読みやすい。
一番印象に残ったのは対象的な性格の夫婦の末路の話です。
奥さんは明るくて誰にでも優しく気遣いが出来てみんなから好かれる方で、一方旦那さんは一言多くて周りの空気を悪くさせ人を不快にさせるのでみんなから疎まれる方でした。
そんな老夫婦の奥さんが先に亡くなったため旦那さんは一念発起して奥さんの真似事をし始めました。
しかしそれは奥さんの気遣いや優しさや人柄によって成り立っていたものなのでみんなから疎まれるタイプの旦那さんが真似をした所で他人からはありがた迷惑、むしろすごく迷惑になっていました。
でも旦那さんは自分で良い事をしていると思っているのでそれを辞めません。
ある日旦那さんは急死してしまいますが誰も自宅に様子を見に来なくて、し体に蛆が湧きずっと放置されたままで話は終わります。
やがて自分が高齢になると人望や近所の方との関わり方でこういう旦那さんのような末路も有り得るのがリアリティがあり身につまされるなと思いました。
どことなく、相棒さんの主人公のような風情を醸し出して居る御仁が良い味を出しています。中々に慇懃無礼さをほぼ崩すこと無く忠実に仕事をこなして行きますが、滅多に感情的にならないようでも、どはずれた悪人には裁きの方面に追いやる事もする様です。
絵柄から、それ程は恐怖心は抱かないで済むとは思いますが、人によってはツボにハマって怖いかもしれません。
とは言え、秩序を保つ様子があり、暗澹たる方には行かないようで良心を感じます。
何年か前の作品ですよね。話題になっている頃は不気味でちょっと遠ざけていましたが今日読んでみたらとても面白かったです。面白い?そんな言葉で表現していいのか。。。生と死。人間が避けて通れないもの。どんな風に生きてどんな風に死んでいくのか本当に人それぞれ。読んでいて辛くなって先を読むのも嫌になるくらい苦しくなるシーンもありました。でもそれも今もどこかで誰かが経験した生と死なのでしょう。素晴らしい作品です。
人間の愚かなとこや死んだ人にしかわからないこと(架空ですが)が描かれてて面白いです。子供の虐待は涙が止まりませんでした。先生もほんとに助けたかっただろな。現実に虐待で亡くなってるお子さんのニュースをよく見かけます。助けられない歯がゆさが悔しいです。もっともっと踏み入れられたら。人権とか家族の問題とか言ってられないと思うんですが現場だと難しいでしょうね。でも助けれる命があればやりすぎでもいいと思うんですが。それをみんなが後押し出来る世の中になるといいなぁ。
色んなケースで色んな人生の終わりが
読めます。
想いも色々、
良い感じで終わる話もあります。
でもあと少し、
起承転結の結のところをしっかり
描いて欲しいと感じました。
次の話数を開き
あ、この話さっきので終わったのか…と
度々なりました。
でもはっきり描かないからこそ
もう死んでしまった後の考えてもやり直せない、どうしようもない気持ちを表してるのかな
こんな形で
死後の世界のファンタジーを描くなんて
すごく面白いです。
自分がいつどう死ぬかわからないけど
自分の人生を振り返る少しの時間が欲しい気がする。
いろんな人生模様を読めた。死後のそれぞれの思いだけれど。どのパターンも「悔い」はあるように見える。漫画だとはいえども、それぞれの人生を応援しながら読んでいる自分。ふと我に返って「生きている間」は悔いのないようにしようと思わせてもらえた。クズのような人生の人もいるけど、それぞれそうなってしまった経緯はあるのだから死後ではなく生きている間に解決出来たらいいのになぁと思う。なかなか出来ない現実社会。考えさせられる作品の集まりでした。市(死)役所の職員たちがユニークなキャラが多い(実際はある罪で亡くなった人の集まりだが)ので楽しめました。
確かに死後の世界だけはどんなもんなのか一切わからないから無限に想像出来る。こちらの死役所のシステムはなかなか画期的でこうであって欲しいなと思ってしまった。それぞれの死後については皆さんドラマがありますね〜来世こそは幸せに生きて欲しい人がいる反面、死んでからも尚死んで欲しいと思える人もいる。その辺もリアルに想像できてとても面白い作品だと思う。読むならポイントたくさん貯めてから一気読みしたい。