5.0
ネズミが力を持って人の脅威となった世界。
魔法のネズミのせいで、半人間になった犬猫達が人と一緒に暮らすのですが、なかなかそれが可愛い...動物の訛り?で喋るのです...
という、ところどころギャグを含ませながら、スケールのでかい話に引き込んでいくのがさすが田村由美さんですね。
なぜネズミが力を持つようになったのか、国の仕組みや、魔法のネズミが人を集めるのか、ぜひこの物語の全体像を見ようと思います。
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ネズミが力を持って人の脅威となった世界。
魔法のネズミのせいで、半人間になった犬猫達が人と一緒に暮らすのですが、なかなかそれが可愛い...動物の訛り?で喋るのです...
という、ところどころギャグを含ませながら、スケールのでかい話に引き込んでいくのがさすが田村由美さんですね。
なぜネズミが力を持つようになったのか、国の仕組みや、魔法のネズミが人を集めるのか、ぜひこの物語の全体像を見ようと思います。
大好きな!大好きな漫画です!
もっとも心地よいストーリーテンポ!
絶妙な無言コマと表情!
枕に顔埋めて声押し殺して体震わせて笑うか、後ろに派手にひっくりかえって床叩きながら笑うかは自由ですが、でも大事なのは、どの笑いも心を柔らかくするんです。
嫌なウケじゃない。
どこかあたたかい。
でもそんなこと考えられないくらい爆笑です。
みーんなみんな、すてきなひとたち。
よく、幼い子が成長して英雄になったり王様になったりする物語を読んでは、「自分が命にかえても守りたい子どもがいたら、絶対そんなのになって欲しくなんかないけどな...」と思っていました。だって優しい子であれば色んなものに押しつぶされそうになって病んでしまうかもしれないし、命落とすかもしれないし、酷い性格の子であっても、大事に思っていたら余計に人の恨みを買ってしまわないか心配だし...
そう思っていたところに、しっくりくるお話でした。
シンプルな絵が、より情緒の幅を広げさせてくれる気がします。
7seedsの意味は、ぜひ本編で。
サバイバルの緊張感や遠い未来のリアリティはもちろん面白いのですが、全人類が滅んでしまったかもしれない、となった時に真っ先の浮かぶ人や物事ってなんだろう、と考えさせられました。
今のところ、登場人物が悪人でもどこかしら完全には憎めないのも、魅力です。
この作家さんの作品、他も考えさせられるものが多いです。
何度も考えたことあります。
犯罪を快楽として繰り返す人、子供を捨てて何も思わない人。その人たちの体を、命を、必要なところに分ければいいと。
これはそういうお話。
けれど、きっちりしているのです。犯罪を繰り返す人の心理描写も、くどくはないが誠実に描き、判断を下し、命の再配分を行う。
とても誠実なストーリーだと思いました。
読めば、その誠実さがわかるはず。
事件に巻き込まれたり巻き込まれなかったりする主人公、「整(ととのう)」。
ちょっと不思議な雰囲気だけれど、とてもよく喋る。「常々思うんですけど」から始まり、古今東西の雑学を並べたり、答えを出すのが難しい倫理問題なんかまで、話します。それが事件の展開や解決に繋がるのだけれど、その話自体が面白いです。
作画を2人の方がされているようなので、どちらも読んでいます。
こちらは猫猫がどちらかと言うと小さめに可愛らしく、あと壬子の行動が少し過激めですね。
もう一方は猫猫は性格のざっくりした面白さが前面に出ていて、壬子はもう少し上品です。
どちらもコマ割りや表現が違うので、比べながら読み進めると楽しいです。
様々な理由で死んじゃった人達が、成仏の手続きを行う場所、死役所。
人生が集まるところでもあるので、一つ一つのエピソードも興味深いのですが、死役所の職員さんたち、実はシ刑になった人だけが働いているらしく...職員さんたちみなさん良い人に見えるので、生前がとても気になるところです。
このおじいさん、ずっとずっと自分のパートナーを大事にしてきたんだなあと思いました。
会社では面倒な人だと思われていたかもしれないけれど、こんなひとと一緒になりたいなあ。
こんなふたりだから、あかちゃんができたのかなあ。
ずっと読みたかった漫画でした。
長女として生まれたのに家では使用人扱いを受け、幸せを知らず、そのまま冷酷無慈悲と噂の人の所へ嫁ぐことに。
嫁ぎ先の主人にもいろいろ事情がありそうなのも気になるけれど、主人公の過去にも、主人公すら知らない秘密がありそう...??
読み進めなければ...!
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