4.0
えぐり取る作者だよねぇ
小説家でいうと森瑤子さんのように、女の嫌な部分をしっかりえぐり取りつつ書き込んでいくよね。
この人の作品は、見たくないのに目を逸らさない、不思議な魅力がある。
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小説家でいうと森瑤子さんのように、女の嫌な部分をしっかりえぐり取りつつ書き込んでいくよね。
この人の作品は、見たくないのに目を逸らさない、不思議な魅力がある。
オトナも読める思春期の物語。
この10〜20年のいくえみ綾さんの絵のタッチや、物語がすごくいい。作者とはおそらく同世代で、昔の絵やストーリーは、甘すぎて辛く感じるぐらいで女子らしくない自分には苦手だった。
「あなたのことはそれほど」で、その偏見を剥ぎ取られたが、この物語もいい。不器用の人、人間臭い人を、泥臭さを残しつつ魅力を描くのがうまい。
先が気になる。課金しちゃいそう。
最初から、「そういうことか」とわかるのは、自分の人生経験が半世紀過ぎているからなのだろう。若い時には理解できなかったかもしれまない。
私は離婚してから、年下の男子が好きだと気づいたけれど、考えてみたら、従弟や友達の弟などと、異常になかよしだった。でも恋愛感情とは思っていなくて。
後から、相手は恋愛感情があったと知ったりしたものだ。
本人が無意識で、自分の気持ちに気づかないということはあると思う。それがとんでもない結果だと思ったとしても、意外に周囲は受け入れてくれたりするもの。
悲劇にしてしまっているのは当人だけだったりしてね。
あまり絵が好きではなくて読む気になれなかったけれど、読み始めると一気に引き込まれます。
主人公の努力を思うと、まだまだ自分にもできそうなことはあるなと思います。
そして、こうして副業をしてまでどちらの夢もがんばる先生が、穏やかに人生を受け止めてきた経緯も知りたくなる。読みたくなる物語ですね。
金瓶梅の作者だからかおすすめに出てきました。ちょっと残酷だがなにか教訓がある。そういう話を描いておられる印象です。平穏に生きてきた人には、受け止め難いかもしれませんが、悲しいことを乗り越えてきた人には得るものがあるのでは?
実の母に怖がられるなんて、かわいそう過ぎます。私も母にまともに愛されず、やはり怖がられました。人は理解できないものを、受け入れることができないものだから。でも、理解者が身近にいて、よかったなと思います。
昨日も通夜でしたが、このところ毎年親族の誰
かが亡くなります。いろいろな葬儀がありますが、こんなに親身になってくれる葬儀屋さんがあるなら、確かに惹かれますね。自分の親はこんな愛情豊かな夫婦ではなく、自分の心を守るのに精一杯だったので、配偶者を失くしてこんなに落ち込めることを想像できませんが、すごくいい話だなと思います。続きも、ずっと読みたいものです。
あり得ない設定なのに、しかも、かなりクセのある絵なのに、ハマりました。なんでしょ、この世界観は。じんわり、じんわり心の中に染み込んで、続きを読み進めてしまう。子どもが主人公なのに子ども向けではない。不思議な漫画です。
無料分が少ないけれど、それでも気になります。これは課金したいところ。さてどうしたものか(笑)。家ってやはりいろいろなエネルギーを感じますよね。エピソードがどこまでリアルで、どこからフィクションなのか、想像しつつ読みたいです。
主人公の閑も、弟の未信も、魅力的。ストーリーも悪人が成敗されるのが気持ちいい。ただ、未信の過去のストーリーが悲しくて。親戚をたらい回しにされるだけでも辛いけど、実の親にバケモノなんて言われていたとは。本当に神様は、心の美しい子を、ダークな人間のもとに送るものですね。学べない親は、死ぬまで学べない。未信のこれからを知りたいので今後も読みます。それにしても閑はいったい何歳?
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