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ヨリを戻したいのも、話を聞いて理解したいのも全部自分
ミチのことを本当に考えてるなら手放すべきだという発想には至らない
どこまでいっても自分の人なんだなという印象
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ヨリを戻したいのも、話を聞いて理解したいのも全部自分
ミチのことを本当に考えてるなら手放すべきだという発想には至らない
どこまでいっても自分の人なんだなという印象
幸せや楽しいことを求めて生きてきたのだろうけど、自分じゃな誰かが、自分じゃない他人が、しあわせにしてくれるって思ってる限りは何も変わらない
一方でお母さんの言うように、自分以外の他人を大切にしたり思いやったりはしない
他人を大切にしないのに他人が幸せにしてくれるはずがないし、友だちがいないのも合点がいく
明日カノ初期に出てきた、裏引きしてたショートカットの整形狂いの子程の強さも信念もない
何か転機があればいいけど、このままじゃ泥沼
好き勝手に生きて他人を傷つけた人って、自分がやったことを覚えてないんだなと改めて思ったし、それがすごくリアルに感じた
九段下の駅であっきーにまた会いたいと思い出を美化して勝手に思ってるけど、長い年月が経ってもあっきーは今も桜田さんを憎んでる
謝罪されても響かないほどに
やった方は忘れ、やられた方は覚えてるのか本当にリアルだ
恋愛なら自分の気持ちだけでもいいかもしれないし、それが時に魅力的だと勘違いしてくれるかもしれないけど、夫婦だから相手の気持ちを軽んじて自己愛だけになってしまうと続かないよね
あと、珍しく1話でそれなりの長さがあったのもよかった
おばあちゃんの人生、壮絶だなあ。でもこうやって自分で生きてきたから今の自分になったんだろうな
この作者さんは、強欲な人、無知・思考しない人と、色々な家庭環境や背景はあれども聡明で美しい人を対立させる構図が好きだなと思う
そして後者が必ず勝つから読んでてスッキリする
自分が聡明で美しいわけではないのに
泉の寂しい気持ち、わかる
このままじゃ良くないけど、1人で抱えきれないのも、本当は誰かに縋って抱きしめてほしいのもわかる
辛いな
前月の終わりが不穏だったから心配だったけど、凛とおばあちゃんの話が悪くなくて安心した
みちは離婚を切り出し、あれだけ酷いことをした楓は復縁・再構築を切り出す
みちには頑張れと言いたいけど、楓と誠が都合良く元鞘ならなんだかなって思う
あと、1話が短すぎる
やっと決意したんだなと思った
レスの裏にあるのは、夫婦のパワーバランスで、それが偏るったときに配偶者の思いをおざなりにしたり、下に見て扱うようになるっていうのがこの漫画の一種結論というか答えかなと思ってる
楓も陽ちゃんも、配偶者がどれだけ訴えても聞く耳を持たないどころか酷いことを言ったりしたりしてきた
楓も陽ちゃんも二度と与えられない愛情に気づいて後悔したらいいと思う
何という人生だろう
屈辱と孤独に満ちた日々からなんとか這い上がっても、幼少期に付いた劣等感からの虚栄心や自己肯定感が満たされることはなくて、それらを息子に見透かされ置いていかれる
凛との日々で少しずつ自身を振り返って、何か着地点というようなものを見つけられそうなことが救いに見える
それにしても、外見が良かったことが身を救ったというのが皮肉でありリアルだ