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少女漫画界の少年漫画として最高傑作。
文法やエッセンスは少女漫画のそれですが、メインストーリーは完全に少年漫画的な骨太の壮大なアドベンチャーです。
更紗の環境や経験は泣きそうになるくらいつらいものだけど、たくさんの魅力的な仲間との出逢い、別れで前へ前へ進んで行く姿は本当に勇気が出ます。
敵対する同士、それぞれに正義や大義があることも痛感されるストーリーなので、幸せな結末を願わずにいられませんでした。
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少女漫画界の少年漫画として最高傑作。
文法やエッセンスは少女漫画のそれですが、メインストーリーは完全に少年漫画的な骨太の壮大なアドベンチャーです。
更紗の環境や経験は泣きそうになるくらいつらいものだけど、たくさんの魅力的な仲間との出逢い、別れで前へ前へ進んで行く姿は本当に勇気が出ます。
敵対する同士、それぞれに正義や大義があることも痛感されるストーリーなので、幸せな結末を願わずにいられませんでした。
こわいだけのホラーかと思ったら、主要キャラの個性やルーツが丁寧に書かれ、人間ドラマとしても楽しめました。
ミステリーとしても、前半引き込まれますか、結末はもう先が読めてしまって、ちょっぴり物足りなかったかな。でもきれいにまとまってたと思います。
90年代少年漫画の金字塔!
基本的に明るくてさわやかな青春ドラマなんだけど、晃のまきちゃんへの想いが明らかになってからは、嫉妬にかられる翠の姿がたまらないです。
源氏物語から続く永遠のテーマ、嫉妬が、隠れたテーマですよね。
名作です。
安定した収入を持って、気の合う好きな人と暮らし、出来るだけ毎日美味しい食事をともにすること。
パートナーと、思いやり合い大切にしあうこと。
普通なようで、本当に貴重なことだと感じさせられます。
まる子の真髄は大人びたシニカルな視点です。子どもってそんなに純真じゃなくて、世の中や大人を斜めに見てるものだよなって思い出し、共感する。
それをいやらしくなく、笑いで表現したのが秀逸だったんだろう。
前作に引き続き、少女漫画的には王道な設定の中、個性のあるヒロインは何だかんだ可愛いし、散りばめられた笑いがテンポよく、最後の最後まで楽しく読めます。
除夜の鐘のシーンはぐっときました。
これでもかというくらい腹立つ旦那の発言と、大人しく従っている主人公にイライラしますが、自立に向けて徐々に真剣に考えて行動に移していく健気な姿に、段々応援したくなってきました。
35歳1人が楽なサバサバ女性。
イケメンが女除けに付き合うフリ。
突然のキスに翻弄。
社内のエレベーターで手つなぎ。
等々、、もはや王道の展開であまり目新しさは感じませんでした。。
感情描写が丁寧。
同じような経験のある方なら引き込まれるかもしれません。
個人的にテーマにシンパシーがないのと、男性キャラにいまいち魅力を感じないため、そこまで楽しめませんでした。
話の筋やキャラ設定がしっかりしてて、さすが芦原先生。
主人公のひねくれた感じが、狙いすぎでいまいち共感しにくい。
話の展開は意外性はあるものの、ミステリーとしては簡単すぎて、後半は若干興ざめでした。
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