いるるこさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全36件

  1. 評価:5.000 5.0

    良い意味での大友リスペクト作品

    作画といい、世界観といい、かの大友克洋御大の影響下にあるのが丸わかりなのに、それがほとんど鼻につかない稀有な作品です。
    (大友克洋の映画が出て以降、当時ありとあらゆる漫画の作風が大友風に一変したのは衝撃的でした…。)
    むしろ、大友克洋の世界観をうまく消化して自分の血肉…骨肉に置き換えていると思います。
    非常に面白い内容です。
    (ちょっと椎名誠テイストも感じなくはない?)
    まだまだ作品を読み進めているところですが、見え隠れしている真相が非常に興味深く、どう話が展開していくか楽しみです。
    アニメ化されているようですがそちらはまだ未見ですので是非見てみたいと思います。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    青が示すもの

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    太田母斑の主人公が出てくる作品を、漫画では初めて読みました。取り扱いの難しいテーマでありながら、何だか心がほんのり優しく暖まる作品です。(なお、同様の主人公が出てくる作品は小説では曽野綾子の『極北の光』があります。こちらも大変良い作品なので興味がお有りでしたら是非読んでみて下さい)
    主人公の名前が瑠璃子、というところからハート鷲掴みされてます。ご両親が名前に込めた想いが伝わってきますし、主人公も(一見)屈託のない、愛らしい今どきの女子高生。しかし、容貌失認の新任男性教師との出会いで改めて自分の顏の痣を再認識させられ、取り乱しますが、むしろそれは自身のコンプレックスだったはずの痣が、彼女自身の「オーラ」として彼には認識されていると知り、心が動かされて…、というストーリー。まだまだ読んでいる途中ですが、この作品の内容は決して他人事ではなく、当事者と保護者、取り巻く人間関係、様々な視点で考えさせられるものがあります。
    今後もじっくり味わいながらこの作品を読んでいきたいと思います。

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    静寂とせつなさ

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    TVアニメでやっていることは知っていたし人気があるのも知っていたけど、余り関心の無いジャンルなので見逃していましたが、無料なので読んでみましたが、印象が一転。
    世の無常という普遍的なテーマが根底に流れていて、何とも切なくなってしまいます。
    特にフリーレンの自己分析が。お互いの生のあるうちに理解し合えなかった寂しさと、時を越えて理解できた喜びが。
    若い子の好きそうなジャンルだから…、と嫌厭してた自分がちょっと恥ずかしくなりました。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    原作読んだことある!!

    けったいなタイトルの作品だなー、と思ったら沖田×華さんが作画で原作が新井素子、ということで何と奇跡なコラボじゃないですか!?しかも原作が「二分割幽霊奇譚」、これ、遠い昔に読んだことある!!確かNHKFMのラジオドラマにもなってて聴いたことあるはずなんだけど、内容が思い出せず…試し読みではまだ記憶がリンクしてこない。
    だからこそ、新たな気持ちでワクワクしながらまた読んでいこうと思います!!

    • 40
  5. 評価:5.000 5.0

    ハードな怖さ

    最近よくTVのCMで目にする作品なので、気になって読み始めましたが…、良くも悪くも、ゴツゴツしたタッチの絵柄からしても精神的にキツい怖さがあります。
    最初からフィクションだと分かって読んでいても、実際に起きたいくつかの事件を思い出さずにはおれず…。
    でも、だからこそ目が離せない!!
    これからどうなるのか、気になります。
    文句なしの★5つです。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    興味津々

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    なかなか際どい部分に切り込んだ作品だなと思います。ルッキズムという言葉もつい最近耳にするようになりましたが、世の中の価値観はやはりそう簡単には変えることができないだろうし…私には知子の魂からの叫びのような科白が胸に突き刺さりました。
    試し読みの先、どう展開していくのか?興味津々です。
    しかし1話100ポイントとあっては、そうそう手が出せず、悶々としてしまいます。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    ゴールデンカムイ好きな方にはお勧め

    まだ序盤を読んでいるところですが、狩猟免許持ち(ペーパー)の私から見ても、非常に基本に忠実で、安全管理など取り扱いに関する大切な部分をしっかり表現しているところに好感が持てました。
    物語としては北海道を舞台に、主人公であるルポライターが「クマ撃ちの女」であるヒロインに密着同行取材する様子が描かれていますが、ヒロインの背景など、これから深掘りされていくようで大変興味深いです。
    なお、私見としてですが、ゴールデンカムイ好きな方には、現代版「女」二瓶鐵造(ビジュアルは現代版アシリパさん?)として楽しんで頂けるかも?です^^。(近い将来ゴールデンカムイロスに陥りそうな私を救ってくれそうな作品に出会えて本当によかった!)

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    素晴らしすぎる!

    令和なこの時代、まさか電子版でじゃりン子チエを見れる日が来るとは…!?
    素晴らしすぎます!
    脳内でテツ(西川のりお)とチエ(中山千夏)の会話が再生されているのは…、きっと私だけではないはず!!
    これだけコミックとアニメが地続きになってる作品も数少ないよな、と思ったらアニメ版はあの高畑勲が監督していたんですよね、納得です。

    西の人間である自分にとり、じゃりン子チエのコミックは商店街の昼下がりのお好み焼き屋さんの本棚にズラーッと並んでるイメージが強いです。
    それも、背表紙が陽に焼けて、ソースの臭いが染み込んでるの。
    それで、テレビから吉本新喜劇が流れてて…、って、全然レビューになってないけど。
    まぁ、それだけ(昭和の)関西人のスピリットを凝縮した作品だと言うことです。
    めちゃコミさん、ありがとう!

    • 14
  9. 評価:5.000 5.0

    さすが!!

    今話題の作品ということで無料分を一気読みしました。
    予想以上に本格的な作品で評価の高さに納得です。
    一見ワルだけど確信犯的な優等生あるあるで世間を斜に見ていた主人公が、運命的とも言える「絵を描く喜び」に出逢ったことで、今度は泥臭いまでの情熱と努力で絵に向き合っていく姿に胸を打たれます。ちなみに自分も中学・高校の美術部で油絵をやっていたので、絵を描く喜びや高揚感を再び思い出してしまいました。そして挫折のほろ苦さも。

    いい作品に出逢えました。

    • 22
  10. 評価:5.000 5.0

    久々の高揚感

    何ともスゴいコミックが出てきましたね!
    これまで昭和から令和まで様々な作品を読んできた世代(笑)ですが、ある意味王道、そして令和であればこそ読める作品、というか何かすごい!おばさんわくわくしちゃいました!
    文化系クラブならではのオタク感と破天荒なドタバタ、憧れの旧制中学のインテリジェンスと和洋折衷感に加え、伝統あるけど埃と錆まみれ、今にも倒壊寸前な建家…読んでいてこんな質感が伝わってくるのも主人公達のアニメ(お金儲け)に対する熱意がうまいこと化学反応した故でしょうか?
    古くは「うる星やつら」や「究極超人あ~る」にあったそれらにジブリ感が加わって、懐かしいような親しみやすさと、いかにも現代らしい、女の子たちによるドタバタ劇なんですが、白眉なのは、それらが全くビジュアル的にあざとくないことでしょうね。美人設定でもこの程度か!?と感嘆するほど淡々としたもんだし、アンバランスに突出した乳もない(笑)。要は、これこそアニメ造り手側の熱意であり職人でありジャパメーションの真髄ともいうべきか…。
    良い作品です。アニメのほうもしっかり見ておきたいと思いました。

    • 3
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