5.0
素晴らしい名作
言わずと知れた名作です。
作者の吾峠先生、きっとまだお若いでしょうに、相当な人格者なのではと思います。
炭治郎、禰豆子を始めとする全キャラクターがとても魅力的です。
キャラクターごとに色々な個性が光っていますが、共通して言えるのは、鬼殺隊の子達はみんな家族や大切な人、周りの人を想い、(一癖二癖あるようなキャラでも、根の部分は)純粋で優しい。
他の人には自分の経験した悲しい想いをさせない、なんて、人のために自分の命を犠牲にすることを厭わないなんて…本当に並大抵の精神じゃできないですよね。
鬼にも感情移入できますし、憎めない。
鬼は元は人間で、悲しい過去があり、弱みに付け込まれて鬼にされてしまう。
本当の鬼は人間の弱い部分にこそ潜むものなのではないでしょうか。とても考えさせられます。
鬼舞辻無惨という存在は、そんな人間の嫌な部分、弱い部分の集大成を具現化した存在なのでしょうね、きっと…
名言(迷言も?笑)が多いのもこの作品の魅力ですね!
是非色々な人に読んで欲しい作品です☺️
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