4.0
ヘンリー8世のせい
先日亡くなったエリザベス2世ではなく、ヘンリー8世の次女として生まれたエリザベス1世の物語り。彼女の不運は全て父であったヘンリー8世のせいだとイライラしながら読みました。自分が妻として迎えた女性も次々と幽閉し殺していく。こんな逆境の中強く賢く生きたエリザベス1世の生き方は、どんな時代ににおいても女性に勇気を与えてくれると思います。
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先日亡くなったエリザベス2世ではなく、ヘンリー8世の次女として生まれたエリザベス1世の物語り。彼女の不運は全て父であったヘンリー8世のせいだとイライラしながら読みました。自分が妻として迎えた女性も次々と幽閉し殺していく。こんな逆境の中強く賢く生きたエリザベス1世の生き方は、どんな時代ににおいても女性に勇気を与えてくれると思います。
子どもの頃夢中になって何度も読み返したベルサイユのばらの登場人物たちの知られざるストーリーをかなり大人になってから知ることが出来た作品。
主人公オスカルを取り巻く人たちへの愛がより深くなりました。昔から知っている人たちの昔のお話しを聞いたような、懐かしくも新しい発見があり楽しめます。
初めて読んだ池田理代子先生の作品ベルサイユのばらにかなり影響された子ども時代を送ったため、聖徳太子を描いた作品はどのような物かと思いましたが、細かい心理描写など、やはり池田先生ならではの読み応えある作品。登場人物の日本人離れした彫りの深さも池田先生ならでは。
ベルバラが完結してから11年後に連載された。
黒い騎士なの頃のジャルジェ家を取り巻く事件を、オスカルの姉の娘ル・ルーが解決していく。
池田先生の絵のタッチがかなり変化しているが、肖像画の世界だと思ってみれば特に違和感なく読むことが出来ました。
不思議な世界の海賊たち。子どもたちがあまりに夢中になっといて、実を食べることで超人間的な能力を得るとか、現実味のないお話しかと思いつつ読み始めるとハマってしまいました。個人的にはトニトニチョッパーの登場ストーリーに泣けた
子どもの頃に読んだ時は、精神的に幼すぎたのか今ひとつ良さがわからず、ベルバラの方が
わかりやすかったけれど、大人になってから読んでみると、あの頃はわからなかった感情が伝わってくる。
もう一度読み返すことが出来てよかった。
なぜか家政婦になって働くパタリロが遭遇するさまざまな事件に巻き込まれていく。ストーリーの根底に流れるユーモアや道徳感など、パタリロから受け継がれていて、絵のタッチは少し変わりましたがすんなり物語に入っていく事が出来ました。
パタリロのご先祖さまが支えた悪魔を主人公とした派生作品。オカルトでありながらコミカルな描写も多く、また読後に爽やかな希望があり、単なるオカルトではない深みがある作品。
今読むとなんとも重く感じられるけど、人と人がもっと心を通わせようともがいていた時代は生きることが今より大変で、だからこそ人は美しかったのかもしれないと。昭和の人々の情念を感じる作品。
NHKでドラマ化された作品。先にドラマを観てから原作を読みましたが、やっぱり面白い! コミカルでちょっと切なくて。好きなものが共通している仲間が欲しくなる。
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