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気持ちはわかるけど
夫側からすれば、そんな言い方してないよ、という主張もあるかも知れないし、他の方も書いている通り、どちらが正しくてどちらが悪い、という話でもないでしょう。個人的には、牧歌的な絵に辛辣なセリフというスタイルが、作者の執念深さのあらわれのように感じられました。
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夫側からすれば、そんな言い方してないよ、という主張もあるかも知れないし、他の方も書いている通り、どちらが正しくてどちらが悪い、という話でもないでしょう。個人的には、牧歌的な絵に辛辣なセリフというスタイルが、作者の執念深さのあらわれのように感じられました。
主人公は無口な女の子と、不器用な中年男。二人に共通するのは、挫折した過去。展開は遅く、特に女の子のセリフは最小限。風景や雨音といった暗喩での代理表現が巧みで、こんなマンガもたまにはいいよね、と思えます。
出てくる人間、ことごとく悪い奴がいないのが良い。実生活ではそんな訳にもいかないのだから、せめてフィクションの中だけでもそんな世界があっていいと思う。小ネタは結構わらえますが、十年後には元ネタのほとんどが忘れられてそう…
アイヌの方々を下に見るでもなく、ことさら神格化するでもなく、一人ひとりを血の通った人間として描いています。人気が出るのもわかります。終わりが待ち遠しいような寂しいような…
下ネタがキレッキレで毎回笑かしてもらったなあ。今読み返しても面白い。「今日から俺は!」に全然負けてないんだけど、この下ネタがドラマ化を止めてるな。それにしても昭和の千葉は修羅の国だったのですね笑
北海道民のオキテ、とテイストは同じです。ばくる、はんかくさい、といった言葉は、オホーツク地域出身の方に言わせれば「誰もほとんど使わない」そうですが、さてどれが正解なんでしょうかね…
心に刺さりました。俺も嫁さん大事にしないとダメだな…と思うのは思うのだが、なぜいざ顔を合わせ、いざ会話が始まったら常に不穏な方向へと突き進むのだろうか?(汗)
イヤだイヤだと思いつつ、つい読んでしまう。でもまあこんな人でも眠れない夜もあるんですよ…と思いたい。ちょっとリアル過ぎてフェイドアウトしたいけど、結局読み続けるだろうな笑
親から虐待されて育ち、金しか信用できない子。男性からの評価だけでしか自己確立ができない子。話はフィクションだけど、今は現実にこんな若者が沢山いるのだと思うと、ちょっといたたまれないですね。
ハッピーエンドは少ない。でも人生は現実もそうですよね。成就する恋より途中で破れる恋の方が多い訳だし。濃密な短編集を読んでるような気にさせられます。
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