4.0
グロい
カニバリズムやディストピアの重苦しい話から一転、映画オタクによるおかしな独演会。さらに読み進めるに連れ作品のジャンル自体が変わっていく。 ゴドーを待ちながら(演劇)や、砂の女(小説)を思わせる雰囲気はトータルで考えると不条理漫画?宗教や人生観、こちらに投げかけられるテーマが多く一度では消化しきれない。後世に残る傑作だと思うけれど、きっと好き嫌いは分かれる。
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カニバリズムやディストピアの重苦しい話から一転、映画オタクによるおかしな独演会。さらに読み進めるに連れ作品のジャンル自体が変わっていく。 ゴドーを待ちながら(演劇)や、砂の女(小説)を思わせる雰囲気はトータルで考えると不条理漫画?宗教や人生観、こちらに投げかけられるテーマが多く一度では消化しきれない。後世に残る傑作だと思うけれど、きっと好き嫌いは分かれる。
前から気になっていたけれど、やっと読めた。ありえない設定といえばそうなんだけれど、不思議と受け入れられる。ちせみたいな子が兵器になるなんて、なんてことだろう。兵器が成長したり自分の意思で制御が効かなくなったり。だったら感情も無くなってしまった方がいいのかな。それもとても哀しいことだけれど。まだ始まったばかりの2人の恋がどこへ向かうのか。
天人に食われるために出荷されるのが当たり前の世界。主人公はそんな世界に異常性を感じる。初っ端からカルトグループのような気持ち悪さがぷんぷん。そして前作以上のエグさ、狂気。よくこんなこと思いつくわ。今の社会情勢への皮肉も強烈。前作のナツメと山引っぽい二人が出てきていた。
明るくほのぼの系かと思っていたらなんか過去に訳あり?移動販売のコーヒースタンドの青年が、様々な場所で絶品のコーヒーや時には絶妙に空気を読まない言動で、ひとくせある人々をいやし救っていく…というオムニバスかと思いきや、青年には穏やかでない過去があるようで、あやしげな追手がストーリーに影を落とし始める。珈琲飲んでほっこりを期待してたので残念。
ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』を彷彿とさせるタイトルに『進撃の巨人』の諫山創の推薦が後押しとなり、手に取る。アミガサ…ん?もしや?と思ったら当たりだった。読者対象はちょっと子供向きかなあと思う面も感じるが、作者は生物や生態系など、好きで、けっこうくわしいのだろうなというところに親近感。
まだほんの序章で吉宗の改革の気配を感じさせるところまで。男と女を逆転させると、社会や風俗のありかた、今で言うジェンダーの考え方が浮き彫りにされることが期待される。男と女は純粋に生物学的なものなのか、或いは社会的歴史的に規定されたものなのか、作者の見方が楽しみだ。
超古代文明。オーパーツ。他国や巨大勢力との戦い。個人的に大好物のワードが散りばめられている本作。現在では解明されてしまった謎もあり、情報としては古くなってしまった感はあるのだが、宇宙人まで登場したりと、何でもありだが、主人公、御見苗の熱さが、ストレート過ぎて心地好い。
自分には合わなかった。これに尽きる。映画とアニメはうっすら知ってるけど漫画は完結したら読もうなんて思ってて、そしたら長い長い休載中らしく…じゃあそろそろ読もうかなと。流行ってた当時はNANAの世界は刺激が強い気がしてたけど、なんというか未成年なのに自由すぎる人が多いだけだったんだなって感じです。
池野恋による人気少女マンガ『ときめきトゥナイト』の江藤蘭世編に登場するヒーロー・真壁俊が好きすぎて、『ときめきトゥナイト それから』になかなか手を出せずにいた筆者ですが、ついに意を決して読んでみることにしました。
全体に漂う一筋縄では済まされないような空気感を漫画で表現するというすごさを端々から感じる。中高時代に読んでおくべきだった気もするが、鬼頭作品だからつまらないということもない。
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