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丸山の気持ちはよくわかるー、『恋愛ラボ』読んだ時はそうなったなー。あーこんな学生生活送りたかったって。
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丸山の気持ちはよくわかるー、『恋愛ラボ』読んだ時はそうなったなー。あーこんな学生生活送りたかったって。
とっても素敵なご夫婦だけど、このマンガが『死役所』って事は、つまりはそういうわけで……
猫猫でなくては頼めないこと、それを託した楼蘭をも救うことは出来ないのか。にしても、1つのお話の伏線をその序盤に張り巡らせるプロット作りはさすがですね。あの服毒偽装事件があればこそ、読者もまた楼蘭の企みに気づくよう編み込まれてるのですから。
つくづくこのマンガって、本編の補助マンガというか解説マンガというか、本筋の深度を高める参考書みたいな出来だよね。あの時何があったか、誰がどういう思いで動いていたか。ゴブタの心境の変化、ゲルドの決意、ベニマルの『八つ当たり』というセリフの意味など、そこに至る動向が覗えます。
考えてみれば確かにあの三バカが包囲網を潜ってテンペストにたどり着ける訳がない。そしていつものうっかりという名の強行突破。お見事です。
本編では描かれることの無かった“あの時”の、主要メンバーのそうだったであろう姿にいちいち納得です。特にガビルやゴブタの決意と成長に涙。
粗忽女で不覚にも泣けた
シュナとシオンの演奏曲がなにか気になる。シオンの激しさをシュナがカバーするとなるとツィゴイネルワイゼンとか。その後ふたりを交えてオーケストラ演奏ならピアノ協奏曲かな。シューマンの1番とか似合いそう。
また次の巻が出るまで待たされるのやだー
最近の作品はいかに読者が《望まない》方向に終わらせるか、まるでそれが高尚であるかのように裏切ることを至上とするものが多いと思う。この作品は見ている人が望んでやまない方向に、それ以上の感動をもってフィナーレを迎えました。しばらく余韻に浸りたいと思います。