5.0
素晴らしい作品!!
作者様の短編集を読んで、他の作品が読みたくなり読みました。
近未来ヒューマノイドが存在する世界の話です。
マキがヒューマノイドのアラタを陵·辱するシーンは官能的ですが、マキが冷酷な人間なのかと思いました。
でもそこにはマキの自分でも整理できない深い悲しみがあったのです。
アラタが自分を慕ってくれる日々は少しずつマキの心を変えていき、アラタの本当の気持ちが知りたくなります。
そして、ある事をするのですが…
タイトルの意味が分かった時にはゾクッとしました。
1回目読んだ時は、絵が抜群に上手くて官能的だなと思いました。
躰の描写とか表情が素晴らしいです。
2回目読んだ時は全体に切なくて涙がでました。
ずっと切ないのに終わり方が爽やかで温かくなる様な気持ちになります。
官能的なだけでなくストーリーがとても良くて、読んで大満足な作品でした。
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