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5.0
絵もお話もこの上なく官能的でした♡
大人の男の色気漂うマキさんが、従順素直な受けのアラタをあの手この手で、これでもかってぐらい甘美に容赦なく責めまくります。その胸の内には悲しい理由があり、それがまたグッとくるのです。
この作品の良いところは濡れ場の描写だけではなく、物語もじわじわと切なくて最後には感動します。
ストーリー重視の私ですが、もちろんエロも好きで、両方満足できたのはこの作品が初めてです。(かなりの数を読んでいるのですが)
紳士攻め×ワンコ受けという感じがお好きであれば買って損なしだと思います！
17
5.0
この方の作品を読むのは３作品目ですが、
この作品が一番ドラマがありました。
過去に捕らわれる男マキ。
初めあまりにもアラタの扱いが卑猥で乱暴で、
なんて小さい男かしらと思っていたのだけれど、
読み進めていく内、
過去の出来事と一緒に彼の悲しみも…。
アラタの中のレンがあの言葉を言わせたのかな？
レン自身、死ぬとき誰を思ったのかなぁ。
レンという存在が私には切なかった。
ほんの少しだけ近未来的な設定だけど、
非常に生々しい人間の香りがしました。
描写は、相変わらずとっても厭らしいです。
17
5.0
作者さんの作品は他にも読みましたが、この作品の完成度は類を見ない！本当にBLとかR18とかそういう枠に収まらない傑作です。
同人時代と絵のタッチが変わり、批判される方もいますが、私はこの絵のタッチは好きです。相変わらず裸体が美しい！
でもこの作品はとにかくストーリーが素晴らしい！ヤバいくらい泣ける！
マキのお兄さんを救うために命を懸けたレンと、レンを心から愛していたからこそ、その裏切りに深く傷ついていたマキ。そしてレンの面影を重ねられ傷つきながらも純粋にマキを想うアラタ…。レンの記憶も要所に描かれていて、それぞれの想いに涙が出ました。
そして紆余曲折あってのハッピーエンドというのがまた良い！
私はエピローグが大好きで本当に毎日読み返してます。
やっぱり愛のあるエロはいいっ！
12
5.0
お話もエッチシーンも本当に濃厚で、無駄な部分が一切ありません。
設定はファンタジー寄りで、入りにくい人もいるかもしれませんが、ぜひ最後まで読んでみてください！
「VOID」のタイトルの由来がわかった時に鳥肌が立ちました。笑
読んで損なし。さすがです…。
15
5.0
かごから解き放った鳥が、舞い戻ってくる。爽やかに胸がじんわりする美しい物語です。
作者の座裏屋蘭丸さんの描く男性の肉体美は圧巻。少し陰のある大人の男の表情が見事です。
これから読む方には、ぜひとも2回以上読んでほしい。
一度めは、「VOID」の言葉にぞくりとしましょう。
二度めは主人公がどれだけレンアマミヤを愛していたか、裏切りと喪失がどれほど辛いものだったのかを想像しながらじっくりと読んでください。
三度め以降は圧倒的エロスとマキさんの美しさにとっぷり浸りましょう。
未来のお話しではありつつも、クラシカルな外国映画を彷彿とさせる構図が、他のBL漫画・・・いや、現代の漫画と一線を画しています。ここまでくると、もうBLと言っていいのかもわかりません。外国文学風のディテールに惚れ惚れする作品です。
8
5.0
設定は、近未来。
遺伝子から人間を作り出す、ヒューマノイドという技術が確立された時代です。
ヒューマノイドとして、目覚めたアラタ（受け）と、
アラタを構成する遺伝子の持ち主であった青年と、かつて恋人であり手痛い失い方をしたためにまだその呪縛から立ち直れないマキさん（攻め）のお話しです。
絵がね、本当にキレイでした。
人物の筋肉も、風景も、きっちり描き込まれていて、バランスが崩れるところもなかった。
全体の構成が同じなんだけど、次のコマでは例えば目だけが変化してたりとか、
静止画なのに、まるで動きのある画を見ている気になりました。
ストーリーの重厚さといい、まるで映画のようだったなあ。
SFチックな設定も、きちんと辻褄合うように作り込まれているし、登場人物の心の動きの描き方も、よかったです。大人なマキさんが、恋する青年のようの焦った顔つきをするのが、たまりませんでした。話数ごとの扉絵、鳥かごと鳥の位置が、ストーリーに合わせて変化していくのもよかった。
エロも、Sっ気満載のものから、甘甘なものまで、たっぷりあります。
ぜひ！
7
5.0
圧倒的な画法、美麗描写！男性の裸体は芸術を観るかのよう……そして読み終えた後の読後感は1本の名作映画を観た満足感、感動があります。もちろんエロも満載！epilogueの３話はかなり濃厚、愛の溢れるエロが見れますよ♪
12
5.0
BLで泣くなんて初めてかも。
いい作品だった～と余韻に浸れること間違いなし。
絵キレイ、ストーリー素敵、文句ないです。
一途な恋心ってよくあるけど、セリフや場面転換でグッと惹き付けるものがあって、一気読みしちゃった。
この作家さんは初めてだったけど、他の作品も読んでみたくなりました( 〃▽〃)
4
5.0
作者様の短編集を読んで、他の作品が読みたくなり読みました。
近未来ヒューマノイドが存在する世界の話です。
マキがヒューマノイドのアラタを陵·辱するシーンは官能的ですが、マキが冷酷な人間なのかと思いました。
でもそこにはマキの自分でも整理できない深い悲しみがあったのです。
アラタが自分を慕ってくれる日々は少しずつマキの心を変えていき、アラタの本当の気持ちが知りたくなります。
そして、ある事をするのですが…
タイトルの意味が分かった時にはゾクッとしました。
1回目読んだ時は、絵が抜群に上手くて官能的だなと思いました。
躰の描写とか表情が素晴らしいです。
２回目読んだ時は全体に切なくて涙がでました。
ずっと切ないのに終わり方が爽やかで温かくなる様な気持ちになります。
官能的なだけでなくストーリーがとても良くて、読んで大満足な作品でした。
0
5.0
かつて恋人だった男性が亡くなり数年。
本当は自分の兄のことが好きだったけど叶わないから、似ている主人公と恋人になっていたと、亡くなった後に知った主人公。そこへ、亡くなった恋人と瓜二つのヒューマノイドをプレゼントされる...夢設定！
ヒューマノイドだからと、自身の暗い感情をぶつけるように身体をいじり倒し、精神的にも当たっていきます。
最後は刷り込みも解除し、ハピエン。
エロくて最高です。玩具プレイもあります。
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