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4.0
面白かったです。でも最初の頃はベッドシーンが多くてなかなか進まないこともあったのに、最後呆気なく終わってしまった感が否めません。
最後もう少し久世とのやり取りが欲しかったです。
従軍〇〇婦や、パンパンの存在など、ドラマやテレビでは取り上げられにくい問題を描いて下さりイメージが湧き有難かったです。
時代背景やあまり笑顔がない登場人物が多かったからなのか、うらめしやと比べてみんな表情が硬かったなぁと思います。
決して好きな絵柄ではありませんがしっかり勉強されて作り上げられた良作ではないかなと思います。
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5.0
Titleダークネスと言いながら、内容的には非常にポジティブな内容になっています。昭和の戦争が終わった混沌の時代を描いた作品です。主人公は、男性を惑わす魅力に溢れた、とても美人な女性ですが、その美貌ゆえに、男性に騙されたり、犯されたり、利用されたり、様々に男性に利用されます。同時に、主人公もその美貌を武器にして男性を惑わします。彼女の色香に魅了され、虜にされた男性が面白いです。主人公には好きな男性がいるのですが、その男性に直接的に好きだと言うことができず、様々な男性と逢瀬を重ねながらも、その男性のことを歪んだ愛情というか、それでも一途に想い続けると言う主人公が魅力的です。強い女性像と言う感じです。
0
5.0
戦争直前の日本。飢えと乾きに大衆が苦しんでいた時台に 高官や軍人らを接待する高級娼館があった。
叔母を頼り、東京から疎開先へ身を寄せた主人公
緋沙は叔母の夫にオかされ、散歩の途中に迷い込んだ娼館の主 久世に囚われの身となる。
生気のない、女たちの中、いつか一緒に逃げ出して幸せにと願う桃子が 終戦間際の狂った軍人に56されてしまう…命乞いを頼んだが アシラワれてしまう緋沙。男を虜にしてしまう魔性の女 緋沙がどう巻き返していくのか、続きが楽しみです。
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4.0
まだ途中ですが、初めから完成された魔性かなと思いきや、そこそこ人間くさくて（人情味がある）、それなりの挫折というか紆余曲折があり、魔性として成長していくストーリーなんじゃないかな。
個人的には久世と二人で牛耳っていけばいいのにと思うのですが、やはりコメントにはそんな意見が多いようです。
良くも悪くも永遠のパートナーでしょうね。わかっていながら、敵対する、ってところにもハマっちゃいます。
1
4.0
激動の時代を身一つで生き抜いた女性の一代記。
漫画なのに、まるで小説を読んでいる様で、
もしかして実在の人物？！と思ってしまう程、
一人の女性の生きざまを濃厚に描いているお話です。
タイトル通り、“闇の世界”を描いているので、
目を背けたくなる描写も多く、
そういうのが耐えられない方にはオススメしません。
好き嫌い、意見はハッキリ分かれそうですが、
好きな方には、女性に焦点を当てたハードボイルドとして、
時代考証もしっかりされた骨太な小説を読んだ様な、
或いはオールスターキャストで巨匠が精根込めて作った映画を観た様な、
そんな満足感を得られる作品だと思います。
私の評価が満点ではないのは、ヒロインに共感出来ない部分が多々あり、
展開が納得いかない部分もあったので、星は４つにしました。
0
4.0
絵は独特ですが、グリム童話ぽくて好きです。美しすぎるというだけで、周りの男性が狂っててその狂い方が尋常じゃないですね。おかされたりは犯罪だし、この漫画だとデメリットも多い。現実世界でも美人過ぎたら妬まれたり一般社会だと生きにくいでしょうね。でも現在で不況とはいえ、見た目が良ければ無職だろうと結婚して、男性に養ってもらい生活は出来るからその分では女性は楽だなと思いますね。違う苦労はありますが。続き楽しみです
0
5.0
太平洋戦争後の日本で、RAAなるものが存在し、女性達がどれだけ生きる為に苦しんだのか知りました。
主人公女性の逞しさを素晴らしく描写され一気に読み終えました。
おすすめです！
9
3.0
うらめしや、からの作者買いです。
やはり、裏切らない面白さ、人情深さ、奥深さ！です。
やはりこのぐらいの時代がハマる作者様だと思います。
妖怪とか妖力とかでないぶん、こちらのほうが一般ウケしそうというか、読みやすいと思います。(うらめしやのほうは、そのあたりの設定についていけない方もいるかもなので..)
ぜひ、うらめしやを読んだ人にも読んでない人にも、この作者さんを知ってる人にも初めて知る人にも、読んで欲しい作品です。
この作者さんの物語は、残酷なことや悲惨なことがある中にも必ず心温まる人情深さがあって、大好きです。
0
3.0
と喜び勇んで読んだものの、戦時中戦後からの話のせいか、イマイチ乗り切れず
母親から魔性の女と呼ばれた女性が男性を肉体で惑わせながら自分の目的を果たしていこうとする物語です たぶん
アメリカ兵用の公しょうとして翻弄される様は時代背景で使い捨てされた人生が多々あったであろうことがわかり、戦争って男って嫌だなあと改めてかんじました
3
2.0
主人公の緋沙はとても綺麗ですが、こんなに次々と男に手篭めにされるかな、と少し不思議な印象です。
桃子は、死んだ目の女達の中で一人キラキラ可愛い子で緋沙を慕い、「いつが逃げ出して家族に会いたい」と夢を語るというフラグを立て、酷い結末に。緋沙の久世への憎しみを募らせるために登場させられている設定だと感じました。
私は、話を動かすためのトリガーとして誰かを死なすなど酷い展開にする、という手法が好きではないので嫌な気持ちになりました。
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