5.0
大好きな作品になりました!
以前レビュー投稿した時は、甘ったるいヒロインとイケメン皇子の異世界ラブストーリーかなぁぐらいにしか思ってなくて・・、本っ当にごめんなさ〜い!です。
全話読み終えた今わかるのは、時代を超えて大切な想い人を希う壮大な恋の物語でした。
何度も何度も鈴花との別れを繰り返し、皇帝ユーイエとしてだけ生きる決意をしたガオシン。
離ればなれの数年間が外伝で描かれているのですが「愚かになれればよかった」と涙するガオシンの姿に涙腺崩壊しました。
再び巡り会ってもまた苦しくて切ない2人に、読む方も忍耐な感じですが、鈴花も唯一の家族になるべく皇后をめざし、強く美しく成長していきます。
ガオシンや鈴花だけでなく、他の登場人物たちも魅力的です。外伝でも読めます。
話数がそこそこありますが、読まなければわからなかった納得のラストに胸がいっぱいになりました。
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