4.0
「父猫と似た猫が好き」はありだと思う
面白かった。
猫好きの人は気に入るんじゃないかな。
ウチも猫を多頭飼いしている。
第2話で
「もしかしたら茶トラの父猫と毛色が似ているから、母猫は茶トラの自分のことが好きなんじゃないかと思う」と
茶トラ猫が言っていたが、実際にこういうケースがウチであった。
ある日保健所からウチに白サバ色の母猫1匹が来た。
茶トラ2匹と黒1匹と白サバ1匹の子猫達と一緒に。
その時、ウチには既にその茶トラの子猫2匹とそっくりの毛色の大人の雄猫がいた。
子猫達の父猫ではなく、全く関係のない同じ毛色の茶トラの雄猫。
でも、まだ人間が怖かった野良出身の母猫は、何かあると、その茶トラの雄猫の所に走り寄って雄猫に助けを求めた。
「キャ~!人間が近づいてきた!ねぇ、私と一緒に人間に威嚇して!私を助けて!」と。
でも茶トラの雄猫は人間が大好きで、
「人間?怖くないぞ、優しいぞ」という感じで、
威嚇の代わりに人間に「すりすり」して人間の味方をしたので、
その母猫は随分驚いていた。
「何で?人間が怖くないの?人間が好きなの?」と。
ウチには他にもたくさんの猫がいたが、
ウチに来た母猫が真っ先に頼りにしたのは、
子猫の父猫とよく似ているであろう茶トラの雄猫だった。
ただし、この第2話では、実は「父猫ではなく、母猫の妹猫に似ていた」という設定だったが。
この漫画、擬人化された話もあるかもしれないが、中には本当にあり得る話も多そうだ。
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