みんなのレビューと感想「ももいろ あんずいろ さくらいろ」（ネタバレ非表示）

大学生4人の青春群像劇

タイトルに書いたけど、4人の男女の恋愛と友情がかなり濃密なストーリーで引き込まれました。
単なる2人の男からモテる女の揺れ動きだけじゃなく、男同士も女同士も親友として離れがたい組み合わせ。
嫉妬も凄くあるし恋愛の駆け引きもあるけど、友達が苦しむ姿を見て悩んだり気軽に話せない状況に苛立つ描写も随所にあり、青春群像劇だな…と。
過去回想で男同士は最初の出会いから、家族や恋愛絡みで複雑なエピソードを共有しているけど、互いに1番信頼もしているように読めました。
女同士の友情が育った過程も知りたいですね。

まだ完結していないのが残念。
絵も繊細丁寧で好感持てるし、キャラクターに心底イヤな奴が今んとこ登場しないのもポイント高いかも。
それなりにエッチするシーンも多々あるけど、それ以外の日常風景もあり。

どう完結するのか予想つかなくて、決着の仕方によっては、なぜ！と怒りそうな気がしないでもないので、★4つにしてみました。

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友達が狙っている人を好きになってしまって、友達の有香は打算的なのでもっと杏が利用されちゃうのかなと思ったけど、杏も案外すぐ哲也を受け入れる。当然友情はこじれるけど、お互い気持ちに正直に行動していて、それがあまりモヤモヤしなくて良いです。でもお互いに常に気にかけている感じで、どう修復されていくのか気になります。哲也は初めから杏一筋で、有香のことで迷う杏にもガンガン攻めて、台詞にもキュンとします。カッコイイです。

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恋愛も友情もゴタゴタを経て、尚また一緒にいられる関係性はヒロインが魅力的なのでしょうか。登場人物は皆心が強いなーと思いながら読み終えました。優しさ故の強さなのかもしれませんが、振られる人も良い人なので後日談として皆が幸せになって欲しいと思いました。

恋とは罪なもの

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いわゆる四角関係ですが友情、嫉妬葛藤、男同士の学生の時からの微妙な関係、女子同士の親友から恋が絡むとどうしようもない妬みや嫌な気持ちが重なっていく揺れ動いていく関係。恋とはどうしようもない毒があり関係を壊していく要素がありそれが心を成長させていくものかもしれない。

応援したくなる。

個人的に久し振りに学生ものを読みましたが、いろいろキラキラしていますね。
SNSやスマホツールが当たり前に身近にある中で育ってきた子達は、環境や人間関係も情報過多でバーチャルな中、恋愛に関してはリアルな人間関係が必要になってくるので、そういうことに慣れていない、もしくは苦手な人には恋愛ってハードルが高いんでしょうね。

翔良い奴ですね

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哲也はツンデレだけど、嘘がなくて、カッコいいし、友達の翔も優しくてカッコいい。
杏は友達のことを思って、哲也への気持ちを最初は遠慮していたけど、真っ直ぐな哲也の気持ちに素直になると、友達や翔のことを傷つけてしまいつつ、恐らく友情も取り戻すのかなって話です。
翔も杏の友達も、良い子なので、幸せになって欲しいですね。

哲也と杏の出会った瞬間から、お互い一目惚れしてたなんてステキです☆

イマイチ哲也の気持ちが分かりにくいですが、途中から哲也目線で、杏を独占したい気持ちが分かってドキドキ♡♡
その後、昔の回想シーンが長くちょっと間延びした感じになってしまいましたが…

お似合いの二人なので、お互い素直になれたらいいなと応援したくなります！

男性二人の熱い想いが伝わり胸がジーンとくるところが多くありましたが、主人公の性格が見ていて疲れるところも。友達同士の嫉妬はとてもリアルでハラハラしました。全体的にシリアスなところが多く、勝手に気が沈んでしまったので☆4つ。

まだ途中までですがヒロインはよくこんなのと親友やってれるなぁと思いました。私ならこんな友達は絶対いらない。ヒロインも気持ちを隠してコソコソする感じがイライラするしこれだから女はめんどくさいんでしょうね。相手の男の子2人は堂々と奪い合ってるからどっちも応援したくなる。ストーリー的には面白いです。

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全巻読みました。翔くんがいい人過ぎて報われなくて、なんだか可愛そうでした。そして哲也が、個人的にイライラしてなんてめんどくさい人なんだと思いながら読んでました。でも結局は幸せで安泰な恋愛より、危険な香りがして先行き不安な恋愛を選んで、こういう人と結ばれるパターン多し。