完結してから読みはじめて良かった!
コミュニケーションが苦手で病的に無口な美少女・すいれんちゃんと、硬派で奥手なメガネボーイ・川澄くんの、キュンキュンもどかしい純愛ストーリー。
その奥手っぷりたるや!最初からお互いにいい感じなのにも係わらず、
56〜57話でお互いの気持ちを伝え合い、
71〜72話で「付き合って下さい」、
そこから長い長い時を経て、
136話で!なんと!やっと!初ほっぺチュー。笑
そして154〜155話でようやく初キス!!
と、まるで亀の歩みような関係の進みっぷり。リアルタイムで読んでた方は相当歯痒かったのではないでしょうか?
完結してから読んで良かった〜!
とはいえ、そんな亀の歩みの間にも、不器用な二人なりのキュンキュンがたくさんあって、全く飽きませんでした。
気持ちを言葉にするのが苦手な二人だからか、モノローグさえもぽつりぽつりと言葉少なで、それがとても斬新でした。二人の心を本当に覗いているような気持ちになり、心から応援してしまいました。
すいれんちゃんのキャラ(絶世の美少女 × コミュ障気味)には賛否あるようですが、大好きな川澄くんのために必死に言葉を絞り出したり、テンパりながらも行動に移す姿、私はとてもかわいいと思いました。
すいれんちゃんの親友でいつも半目のあやちゃんも、少女漫画における「主人公の親友」の概念をひっくり返す斬新なキャラ。途中若干イライラしましたが、最後はすいれんちゃんとの友情に胸熱になりました。
すいれんちゃんと川澄くんがこの後どうなるのか、とっても気になります。続編出ないかな〜?
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5.0