4.0
面白い!
王族の人間には影武者を…用意するしきたりのある王国。年頃になってひょんなことから王位継承の可能性の出てきた姫にも、影武者を探す日がやって来た。
国中探してやっと見つかったのは、姫と同じ年頃の役者をしていた少年だった!
影武者は自分の分身。弱音も本音も、影武者には言うことができる。しかし、影武者を務めた人間には残酷な最期が待っていることを、幼い彼らはまだ知らない…。
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王族の人間には影武者を…用意するしきたりのある王国。年頃になってひょんなことから王位継承の可能性の出てきた姫にも、影武者を探す日がやって来た。
国中探してやっと見つかったのは、姫と同じ年頃の役者をしていた少年だった!
影武者は自分の分身。弱音も本音も、影武者には言うことができる。しかし、影武者を務めた人間には残酷な最期が待っていることを、幼い彼らはまだ知らない…。
正統派ヨーロッパ系?王族モノという印象です。王族の高位継承者に付けられる影武者視点と思いきや、どんどん主人公が変わるような印象です。
共感したりはできず、絵本のような物語を読んでいるようなさらっとした感じというか。。
絵も綺麗で、話も丁寧。続きが気になるけど、課金は悩みます。
マシューが始末されるときと、知りながら王の側にいたエピソードが切なかったですね。
中世のイングランドを舞台にエリザベスの影武者として選ばれた役者ロバート。影武者は家族に会うこともできず、主人となる人と生死を一生を共にする残酷な運命を背負うことになる。
王族と影武者が彼らを取り巻く人たちや時代に翻弄されながらも懸命に生き、歴史が動く混沌の世界が描かれていて西洋史好きにはたまらなく面白いです。
絵柄が綺麗で、背景などもしっかりして読んでいて安心感があります。
主要キャラ以外の(特にオッサン)の見分けがつきませんが、王族の人間模様、それらを支える裏の人々の存在など、興味深く読めました。
まだ半分ですが、先が楽しみです。
最初はまだ明るい話でしたが、
どんどん血生臭くなってきます。
先が気になります。
王権争いにドキドキ。
でも女子のドレス姿が可愛いくて、つい、癒されます
男だったのではないか、という説もあったほどしっかりした体格と王者の風格をもったというエリザベス。
イギリス王室の歴史のなかでも王妃問題がいちばんドロドロしていた時期といっても過言ではない、そんな時代のすこしあと、エリザベス1世の即位までを描く。
最終話まで読み応えたっぷりです。
王位継承権第三位のエリザベスを中心に、王族の影武者にスポットをあてたストーリーで、人間関係が複雑に絡み合っていて面白い!
利用する者、蹴落とそうとする者、心から慕う者…中世のヨーロッパのような設定で、本当にこうだったのかもしれないと思わせるようなよくできた物語だと思います。
面白いのは面白いのですが、個人的には読んだ後に暗い気持ち・嫌な気持ちになる展開が多すぎて割と鬱漫画だなあと感じてしまいました。あと、影武者が融通をきかせすぎていて(薬を飲み物に混ぜたりできる)ちょっと違和感。
西洋史を好きな人もそうでない人も面白く見れると思います。
主従関係とはちょっと違う、影武者との繋がりや互いの目を通して見えてくる知らなかった世界を主人公たちを通して見せてくれる感じが好きです。
王権争い脳表舞台に立つ側、それを裏で画策する人間、更にそれを俯瞰的に監視する側。皆が的デイズ、自分が賢く生きていくしかない危ない時代のものがたりです。続気が気になる。