【ネタバレあり】最遊記外伝のレビューと感想

太陽みたいだ

最終巻に泣きました。
元々、玄奘三蔵法師や悟浄、八戒の前世という話の為に、彼らがどうなるのかは自ずと見えていました。
だけど、まさかあんな悲しい最期となるなんてと未だに涙無しでは見ることは出来ません。
特に金蟬童子が悟空に向けた最期の言葉

太陽みたいだな

それは、金蟬童子と初めて会った悟空の言葉。

悲しいけど、面白い！！
面白いけど、哀しい！！
悲しいけど愛おしい
愛おしいから悲しい

私にとってこれはそんな物語です。

最後が(T_T)

外伝です(笑)
最遊記のメインキャラそれぞれの話かと思ったら、悟空の話だけでした。
けれど個人的には他に出てくるキャラが後に転生して出会ったのかな？とか思うような悟空の最初の出会いのような気がします。キャラは違いますが、顔が似てます❗
そんなこと考ええながら最後まで読みましたが、余りにも悟空が可哀想で涙出てしまいました。
幼いとはいえ記憶を無くしたほうが良かったとは思えないのですよね。楽しい思い出もあったのですから…
それを踏まえて、本編で三蔵に出会うかもしくは、旅を続けるうちにまたは旅の終わりに無くした記憶を取り戻し本編も終わって欲しかったなと、勝手に悟空の本当の笑顔を想像しながら読みました。
悟空をやさしく取り巻く天界人や、平和呆けした天界下層人？やら天界人と言えど人間と同じように私利私欲にまみれた者たちをみると本編にあるように神と言う存在は己が心にあると言う言葉をおもいださせました。

大好きだった

学生の頃にハマった最遊記（八戒が本当大好き）。本編も外伝も読んでいましたが、受験で途中で読まなくなり…。ふと最近思い出し検索したら…外伝完結していたんですね！外伝の4人が切なすぎて、本編よりも好きで、でも読むと苦しくなる作品でした。ここまで作り込まれた外伝ってなかなかない。
何百年も幽閉された悟空を通じてまた4人が繋がる、繫がっていた物語なんですよね。記憶がなくても、彼等の絆が天界（前世）でも外界（現世）でも揺るぎない深い作品です。

現代の読みやすい漫画作品も大好きなんだけど、10年〜20年前の作品も読み返すと本当に面白い！！物語の個性もキャラの個性も強くて、高くても課金の価値があります。

さらに好きになりました

主要キャラクターの前世のお話しですが、前世とか抜きにしても
全然、面白い作品です！また
前世なので、今のキャラクター達と微妙に違った感じも、じゅうぶんに楽しめます。悲しいラストですが、別れがあったので、今出逢えたと思って読みました。

悲しい最後

本編をずっと読んでいたので、外伝も読み進めました。
最後が悲しい結末で、やりきれない思いがありますが、これを経て本編に繋がるのか・・・といった感じです。
絵は相変わらず綺麗で、悲しいけどやはり好きです。

懐かしい

最遊記のメンバーの前世のお話かな。元々、本編が好きなのもあり外伝も読みました。最後、悟空を逃がすために三蔵が命を落とすんやけど。そこがあまりにも切ない…。一緒に生きて欲しかったなぁ。

良かったです

前世の話しですが、悟空にとっては
前世ではないんですよね。生き残りなわけなので。でもひたすらまた、彼等と会えたと思うと涙してしまいます。

絵が

きれいすぎる！！正気を失ったナタクを見るのは切なかったし、悟空を生き延びさせるために天界の仲間が身代わりになるのは何回読んでも泣ける。

小学生の頃大好きでした。懐かしくなって購入しました。絵が綺麗で見やすいです。
本編から500年前、天界での出来事のお話で悟空以外の三蔵たちは前世のキャラクターになりますが、微妙に違う正確、関係性がまた面白いです。

欠かせない作品

ぜひ最遊記本編と合わせて読みたい、欠かせない作品だと思います。
この重たい過去編を読んだことで、最遊記本編の深みが増しました。