5.0
今でも読みごたえが変わらない
清水先生の作品は、先ずキャラクターが可愛い&カッコいい+面白い。そこに清水先生の世界観が加わるともうワクワクが止まらなくなります。
まだ中学生だったあの頃では理解しきれていなかった作品の世界、この作品の後の私たちが生きているこの現実の世界、
たかが漫画では終わらない清水先生の想いを大人になった今、噛みしめながら読みなおしていこうと思います。
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清水先生の作品は、先ずキャラクターが可愛い&カッコいい+面白い。そこに清水先生の世界観が加わるともうワクワクが止まらなくなります。
まだ中学生だったあの頃では理解しきれていなかった作品の世界、この作品の後の私たちが生きているこの現実の世界、
たかが漫画では終わらない清水先生の想いを大人になった今、噛みしめながら読みなおしていこうと思います。
地球で産卵して幼魚の時に他の惑星に旅に出て、成魚になると産卵のため地球に戻ってくるというのは、ロマンチックと思います。
男女を問わず顔と体形と髪型が殆ど同じで区別がつかず、話の運びも妙に複雑な所があるので、複数読み直してみたけど、まだよく分からないです。うんと先まで読むと初めて理解できるのかもしれませんが、そこまで気力がありませんでした。
この作者の作品は特有の残酷さがあって、それが魅力になるとも思いますが、私には合いません。
この方の絵は美術品のよう。そしてストーリーもいつも斬新で驚くような世界観。この「月の子」は特に深いです。鮭が遠い外海から産まれた川に戻ってくるように、地球外から戻ってくる人魚。産卵期につがいになれなければ虚しく死んでしまう運命。そして起こるはずだったチェルノブイリ事故。よくこんなストーリーを考えられると毎回唸ります。デビュー当時から只者ではなかったです。
懐かしい。昔よく読んでました✨チェルノブイリとか当時はあまり考えなかった。シリアスなシーンも多いけど笑えるシーンも沢山ありました。特に男の子みたいなジミーが実は女の子だと分かりテンパってたアートに笑えました。
毎月続きをワクワクしながらlalaを読み耽り、単行本になって一気読みできるのを待ちわびてた記憶が蘇ります。
デフォルメされた絵の美しさ、SF苦手な読者でもスルッと入り込めるストーリー。ジャンル的にしばしば中性的なキャラが性別を超えて描かれるシーンに違和感なく共感できるのは清水玲子氏特有の魅力かもしれない。
幼い頃に家にあった雑誌に載っていた記憶が……
とにかく不思議できれいな物語
当時はジミーが変身後もジミーなのが可愛いなくらいに思っていたのですが
大人になってあらためて読んだら登場人物の様々な立ち位置の絶妙さや
少女漫画の枠に収まらないSF設定のすばらしさに感動しています。
大好きな清水先生の作品のなかでも1番大好きで大切な作品。主人公のジミーよりも、セツ派なので切なくって泣いて泣いて読んでいた作品。
この作品のおかげでチェルノブイリ原発事故が胸に深く刻まれている気がする。福島原発事故が起きた今では尚更。深くて美しい作品です。
人魚姫のお話をモチーフにして素敵だけど悲しいお話になっている。これ描かれた時、また、ディズニーのお話はできてなかったと思うけど。なんでもハッピーにすればいいってもんじゃないよね。誰でもどこかに悲しい思いを抱えながら、生きていくんだから。
初めに読んだのは随分前で、子供だったこともありチェルノブイリの事故のことや、不思議なストーリーがよくわからず、それでも魅力的な現実のような非現実のような、美しい世界にひかれました。
今、大人になり、福島の事故を経て改めて読みたい作品です。
世界観が独特で雰囲気のある絵柄なので引き込まれてしまいます。
が、いかんせん秘密のイメージが強すぎてちょっと読むの怖いなぁ~
月の子ってタイトルからして宇宙人なのかしら?
ダークさは絶対あるので覚悟して読まないと精神持ってかれるなと思います。
他のかたのレビューみて読み進めるか考えます。