4.0
短編集、佳作
どれも、この作家さんならではのよさ満載の佳作でした。
タイトル作品は、一応完結してますが、続きを予感させます、というか、先がないのがおかしい!穂積の俺様ぶりがもっとみたい。
「感情スペクトル」、一番短い作品でしたが、個人的には一番好きでした。久郷の最後のセリフがたまらない。
「リプライ」、絵が、この作家さん的にはやや発展途上気味の印象を受けましたが、二人の心の、近づいては離れ、また寄っていく不器用でぎこちない様が、リアルに描かれていました。
- 7