5.0
人生の走馬灯
人生は切り口をかえて見てみると全然違うということを気づかせてもらえる作品です。自分の人生を他人がみると「こんなくらいな悩みか」と思い、簡単に解決できたりする。もう無理だとかこの先はないなんて思わずに見方をかえる大切さを教えてもらった気がします。
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人生は切り口をかえて見てみると全然違うということを気づかせてもらえる作品です。自分の人生を他人がみると「こんなくらいな悩みか」と思い、簡単に解決できたりする。もう無理だとかこの先はないなんて思わずに見方をかえる大切さを教えてもらった気がします。
無料試し読みで気になり、杉浦編の続きの上・下 計4話全て読みました。
あり得ない事ですが、鬼気迫る恐怖が伝わってきて、夜中に読んだら怖くて眠れなくなりそうです。
まだ計4話分(ストーリーで言うと丸1話)しか読んでいませんが、他のストーリーもぜひ読みたくなりました!
死の直前に見ると言われる走馬灯をそれぞれの登場人物に対して見せる。当然良いことばかりではなく、大抵は普段は記憶に封をしている、人に言えない辛い思い出が吹き出す。思い当たることあるでしょう?多分、それにどう対面するかで、それ以降の人生が変わるのだろう。
どの話も読み始めは「こうなっていくんじゃないか」と思わせてくれるけど、どんどん「そうくるのか?」となり、悲しい結末、やるせない終わりになるかと思うと、実は救いがあったりと、なんともすごいストーリー設定だとうならせてくれます。
自分の人生を見つめ直すDVDが存在するとしたら…
しかも、生年月日とフルネームがわかる他人のものも見ることが出来てしまう。
ショートストーリー完結タイプですが、どのストーリーも読み応えあり。
幸せな結末、悲惨な結末、悲しい結末…
自分だったらどうだろう。
実際に走馬灯株式会社が存在したら、興味本意で行くと思います。自分と関わったことがある人のも閲覧出来てしまうとなったら、ますます気になります。いま生きてる一分一秒、後悔しない生き方していきたいなと。それと、出逢いに感謝しなくては。
自分の過去を振り替える事ができる走馬灯株式会社。亡くなった人ばかりでなく人生の転機を迎える人の話しもあって良かったです。自分の人生を振り返りたいかと言われるとしなくてもいいかなぁ。と思ってしまいますが、大事な事を忘れているなら見てみたいと思います。
よくこんなストーリーを思い付くなと、毎回思いながら読んでいます。飽きないですね。絵もクセが強くないので気持ちがスッと入っていって読んだあとの余韻がいつまでも残っている感じ。全体的に切ない物語ですが人間への愛を感じてしまいます
走馬灯といえば亡くなる寸前に見るものだという認識がありますが、ここに来れば生まれた瞬間からの自分の人生を振り返ることができる…
それを見た時、この先どう行動するか人それぞれのドラマがあり…
ぜひ読んでいただきたいと思います☆
設定がおもしろく、登場人物達が若者たちが多いが、すでに色んな人生を積んできている。
ディスクを見る事で、人生を振り返るだけでなく相手の立ち場をも理解する。結末は恐いのやら、哀しいのやら色々だが、短編集のようでサクッと読んでもそれなりに納得いくし、心に残るものがある。