5.0
セクシー田中さんが面白かったので、芦原妃名子先生の他の作品も気になり読みました。ただの恋愛物語かと思ったら、複雑なミステリー要素もかなりあって楽しめます。
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セクシー田中さんが面白かったので、芦原妃名子先生の他の作品も気になり読みました。ただの恋愛物語かと思ったら、複雑なミステリー要素もかなりあって楽しめます。
地味で目立たなかった生徒にはクラスメイトの誰も知らない秘密があって…。人との距離感に悩む主人公には共感する事も多い。少しずつ秘密が解明されてくるのがワクワクしっぱなしで登場人物がそれぞれ実際にいそうなキャラなのも読んでて面白い。
クラスメイトのお葬式で久しぶりに顔を会わせ同窓会の様になる。
とはいえ、実は本当の自分や友情は学校の中では偽物だったり。
先生でも、一面しか見ていない事があったりする。
そんな内面に踏み込んだいい作品です。
と向き合うのは、正直きつい。
誰もが愛情〈情熱〉たっぷりで、人と接することができるわけじゃない。
時に人は「暑苦しいほど」のやり方で接しないと、「冷めてる」とか言われたりする。
表情や言葉に出さなくても、相手を思いやってる人も居る。
それは「表面的なやさしさ」だけが全てじゃないと。想うから。
そのことに気付けるには、何かのきっかけが必要と感じられる作品。
心理描写がスゴイ。友達とか職場の人間関係とか私も着かず離れず深入りはせずのスタンス。去るもの追わず来るもの交わす。人間関係ってめんどくさい。待ち合わせとかも抵抗あって単独行動多い。でも、ちょっと人と関わってみるのもいいかも、と思ってしまった。ひかる兄弟は可哀想だな。家政婦さん良い人なのが救い。家政婦さんみたく在りたいな。人と関わることから逃げずに、自分はしっかり持って。
作者さんの他の作品から入って無料だったこともありたどり着きました。
夢中で読みました。
本音を言えば分かりやすくハッピーエンドがよかったけどもきっと成海くんが水帆を巻き込みたくなかった。
イコール思われてると思うことにしました。
成海くんのお母さんに関してはサイコパスだから精神科医なのか、精神科医が故にサイコパスなのか分からないけども現実には存在してほしくない人でした。
自分がどんな人間なのかも私は分かりません。だからこの話しに惹かれるのかな。
友達はどんな人なのか、良く知りもしないで思い込んでしまうことはあります。読んでいて気づかされる事があります。自分の目と耳で確認することは大切ですね。
無料から始めて無料分が終わってから大人買いして読みました。ハッピーエンドでは無かったですが、モヤっとはあまり残らず読めました!!
どんな人間の心にも(もちろん自分の心にも)闇や嘘や妬みや自分の事しか考えない部分はあって、そんな感情と向き合っていく少し怖さもあるストーリーでした!!賛否両論ありそうですが、私は好きでした。ぜひ読んでみてくださいね下さい。
1人の同級生の女の子の死をきっかけに、現在と過去を行ったり来たりしながら物語は進んでいきます。周から孤立していた同級生の秘密を、その子の親から聞いて 調べていく主人公。主人公もまた、人と接するのが苦手で自分から壁を作ってしまいがち。でも調べていくうちに、色んな人と関わっていき 考えが変わっていく姿に共感を覚えます。最後がどうなるか気になり、無料分以上に購入しました
イラストが好きで読み始めましたが、思ったよりも人間関係や心理的なところが奥深くて
読み入ってしまいました!
本当の自分のさらけ出し方、人との距離感、幼少期の育ち方の影響…
ココロにぐっとくるセリフも所々にでてきて、
毎回じっくり読んでしまってます。
成海兄弟は再会できるのかな、家政婦さんの想いは届くかな…展開も楽しみです。