みんなのレビューと感想「砂時計」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

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静かだけど心に刺さるお話です。

お母さんの自殺を背景に杏の思春期、不安定さが描かれています。
恋愛マンガというよりは、親の自殺で深く傷を負った杏が、母親の死を受け入れ、精神的に自立していくお話です。
そこに杏を支える大吾や藤との恋愛が織り交ぜられています。

恋愛マンガの側面で言えば、
藤、あっさりしすぎでしょー。
従兄弟と深い仲になって安定しています。
もっと杏とのことで、悩んでも良いのかなとも。
ただ、過去は過去であり戻らないことや、前を向くことを描くためには、必要だったのかなと。

あと、最後、大吾とハッピーエンドは良かったですが、あんなにも大吾に囚われ、ずっと心から離れられなかった人と、あっさり復縁。
もう少し復縁になるまで、お互いの気持ちをぶつけ合うなり丁寧に描いて欲しかったです。
読んでる側は涙なしでは読めないくらい。
大吾の気持ちもよくわからないし。。

主人公の心理描写は丁寧ですが、まわりがあまりにあっさり描かれているので、星4つです。

涙腺崩壊します読む時は場所を選んで。

親の離婚がきっかけで、母のふるさと、島根の田舎に連れてこられた杏と、そこで出会う同世代の大吾たちの子ども時代から大人へと成長する姿と変わってゆく関係を描いた作品。
昔から田舎に嫌悪感を持ってた杏の母、美和子は、離婚や出戻り、様々なことに心身を病み自ら命を絶つ。
残された杏は？
子供の頃マンガで読み、泣いた記憶はあったが、親になった今読むとつらくてつらくて一巻読んでも号泣ものでした。
胸を打たれます。

最近泣いてない人にすすめたい

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前情報なしで読み始めて、キラキラなラブストーリー？と思いきや
重い

杏の恐怖、不安、寂しさ、弱さ、怒り、苦しみの描き方が上手くて引き込まれ
藤くん推しとしては、もう藤くんでいいじゃないか好きになってあげてよと思うんだけど
だいごじゃないとダメなのもわかるし

登場人物が全員細やかに描かれていて素敵

若い子が読んでも最高の漫画だけど
そこそこ経験積んだおばちゃんでも読みながら心が痛くて苦しくて泣ける

毎日のんびり幸せな主婦ですが
久々に漫画読んで泣きました。

泣くととっても疲れるけど、どんな涙でも流すと心がスッキリします。

この後は花野井くんみたいなホワホワするのを読みたいと思います。

色んな意味で、内容が深いです。
ひとりひとりの感情や心の動きの描写が丁寧に描かれていて、それでいてダラダラせず、恋愛というよりは、ヒューマンドラマに近いと思います。でも、キュンとさせてくれる場面もあります。
主人公メインであとは引き立て役という感じがなくて、周りの人々や環境などがしっかり描かれている分、読み応えもあります。

色んな年代の方に（更にその何十年後にも再び手にとって）読んでもらいたい作品です。
読む時によって、共感できるキャラや強いインパクトで見えてくる場面が違ってくるのではないかとも思います。

実際に有り得る…起こりうるストーリーに共感する事も多く、魅力的な作品だと思います。

星がひとつ少ないのは…
ちょっとしたツッコミ的な場面で、暴力の度合いが強くて多い事。それによって、繊細で必要性のある暴力的なシーンの印象が薄れてしまう気もしました。
そこだけ残念です。

最近こういう環境や友人関係はあまり無くなった、というか年代的にここからかなり遠ざかったのもあり、すごく貴重な話です。
幼なじみの時にたくさん遊んで、助け合ったりいろんな経験をしてお互いが大事な存在となる…。
男女が混じり合ってることもあり、恋愛に発展もあり、お互いの相手が間違いなのか合っているのか模索する。
最初のうちは絵の輪郭があまりはっきりしてない感じで読みづらい、と思ったのですが内容に惹かれました。

切なくも温かいストーリー

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登場人物が皆良い人なので、イライラせず読めました。
主人公の少女時代から大人までの人生が軸ですが、平凡な生活ではなく、悲しく辛いことが起きます。そのことで主人公の心に辛い傷を負わせますが、その時の周りの人々が表立ってまたは裏から主人公を支え、励ましていきます。
人は1人では生きていけない、当たり前のことを感じられる作品です。
ハッピーエンドは嬉しいですね！

幼馴染の純愛ストーリー

原作のドラマがやっていた頃にリアルタイムでみておりましたが、漫画は完結しておらず途中までしか読めていませんでした。
今回、久しぶりに見つけて一気に読みました。
自分自身も大人になったからこそわかる素直になれない気持ちや、過去への後悔など、より深く作品に入り込むことができました。
最後はハッピーエンドで理想的な未来像が描かれておりとても幸せな気持ちになります。

セクシー田中さんから流れ着いた

同じ作者のセクシー田中さんが面白かったので、こちらを試し読み。少し重めの内容。人物の描き分けが甘めなので、一瞬、誰か分からなくなることもありますが、出てくるキャラクターに嫌な人が、あまりいないので、安心して読めますが。
田中さんと比較すると、狭い世界の中の出来事をぐるぐる描いているので大人には、ちょっと厳しかった。ただ、全体的には面白かったです。

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昔読んだことある気がするけど、なんとなくしか内容が出てこない〜って思ったので読み始めました。
これこれ！中学生の恋愛からだけど、この三角関係がきゅんきゅんするし、切ないよね。
自分が中学の時、友達と好きな人が被った時のこと思い出しちゃった。
どっちと結ばれてもいいし、結ばれなくてもいい、とにかくヒロインの過去が大変すぎるから、ハッピーエンドを願って読みます

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一気読みしました。杏と関わる人たち、大悟、藤などもたくさん辛い思いをしたけれど、みんなハッピーエンドでよかったです。杏が大事な人たちを傷つけて、自分も傷ついて、もがく姿、泣けました。それでも、自分らしくあろうと自立していくところは、苦しくもありましたが、堪能できました。最後、佐倉さんのNYでの様子、ほんとは優しい人だったところもわかって楽しめました。