5.0
謎が謎呼ぶ、逆転生物語
エステラは、こんなにイザークのことが好きだったのに、いったい何があったんだろう…そんな疑問で、まず心をがっちり掴まれます。エステラの心を変える何かがあった?それとも、全くの別次元の出来事?とにかく、謎解きが気になって仕方ありません。
それにしても、未来へ「転生」とは、それを願った誰か(多分、未来のエステラ)も罪なもの。そうよね、時間を巻き戻して、未来のエステラが過去に戻って、やり直すのは勝手だけれど、じゃ空いた場所に誰が入るかって…過去のエステラ?まさかの入れ替わり?その秘密は、これから徐々に明らかにされていきそうです。
未来に転生したエステラは、まさに記憶喪失状態…自分がやってもいないことで、責められるなんて、どんなに辛いことだろう。それも、愛するイザークからだもんね。そんな彼女の強みは、ただ一つ、どうしようもなく彼を愛していること。「愛は勝つ」って言葉と歌を、彼女に贈りたくなります。
エステラとイザークだけだったら、話が重苦しくなって、モヤる時間が長くなったろうけれど、この作品には、ルースとルーシーという救世主が…。無邪気だったエステラを、そのまんま小さくした可愛らしさ、こりゃ、癒されるわぁ。この子たちをを悲しませる展開は、絶対にお断りです!
本人たちが預かり知らぬレベルでの、勝手にやり直し婚元サヤ物語、エステラの頑張りにエールを送る意味で、星5です。
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