5.0
泣けた…
家族でも知らないこと、あるんだな。親のこと、子のこと、もっと知っとかなくちゃ。
大人な画力、人の内面の表現力…大好きです❤️
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家族でも知らないこと、あるんだな。親のこと、子のこと、もっと知っとかなくちゃ。
大人な画力、人の内面の表現力…大好きです❤️
ミステリから来ました。
突然亡くなられた女性のお兄さんの話です。
お互いに自立して生活していたら、どんな生活をしていたのかどんな仕事をしていたのか、家族といえど近いようで遠いもの。
若いのに何故、どうして、という葛藤もある中、とりあえずその後の片付けを担う兄。
手帳にある言葉や部屋の中の物から少しずつどんな生活を妹が送っていたのか紐解いていくうちに、知らなかった妹さんの姿がどんどん鮮明になってくる。
年の離れた妹さんが、実は自分をとても慕ってくれていたと知る辺りは切ない限りです。
明るく強く楽しく精一杯生きた妹さんの人生。それをお兄さんがしっかり把握出来たことが何よりの供養になるのではないでしょうか。
お兄さんもご家族も、どうかお幸せにと身近な人のように願ってしまいました。
田村由美さんは小さい頃からもう何十年ファンで、全ての作品が最高です。ストーリーも絵も。
その中でも、短編が(今までも沢山出版あります)田村由美さんの真骨頂のひとつでもあると思っていて大好きです。
かなり重い暗いいたたまれたいテーマもありますし、幅の広さにずっと毎回新鮮に驚きます。
この作品も、最高の作品のひとつになりました!
昔の短編も、ぜひ配信していただき、読んでいただきたいです!
『ミステリと言う勿れ』を読んでいるトコで、同じ作者さんなので読んでみました。
突然の妹の死が切っ掛けで、改めて妹の事を考えるお話です。
当たり前のようにずっと存在してるものと思っていた家族だから、深く考えもせずに過ごして来た自分は妹の事をどれだけ知っていたか。
静かに進むストーリーにじんわり涙が出る作品でした。
良い作品なので、もう少し深堀りして10話位で読みたかったです。
本当は生きてる間に兄妹の意思、感情の疎通が
あればよかったのだろうけど、妹の死によって
気付かされた兄妹愛。
親子とは違う兄妹愛、悲しいけれど
温かい涙が目に溜まった。
今回は兄からの視点で親は悲しんでる姿しか
描写されていない。
また違った視点でいろんな思い出が交錯してることだろう。
作者買いです。絶対この方の作品なら買って損はないです。読みきり短編なので、課金しても全然価値あるし、むしろしなきゃ損♪
心に沁みました。
何気ない日常の大切さや、友人・仲間との語らい、過ごし方。
今の自分に何ができているだろう。
妹の死により知る妹の人生。
人は支え、支えらて生きていることを感じました。
ミステリーと言うなかれ。から来ました。
無料分だけ読みましたが気になります。
いつもどういう流れになるのかも予測できなくてそれがいい。
ついつい引き込まれる内容です。読みやすくて、少し寂しい内容ですが、読み終わった後に嫌な感じじゃなくて。さすが田村さん。
突然亡くなった年の離れた妹の人生を、片付けながら辿る兄。
さすが、田村先生。
短編ながらキャラクターの心情がとてもよく描かれています。
巴がゆく、BASARAなど初期の作品から絵柄があまりブレないのも私は好きです。吹き出し外の手書き文字も味があって(^o^)
絵の好みは分かれると思いますが、ストーリー重視の方、近しい方を亡くされた経験のある方にはじんわりと沁みるのではないかと思います。