3.0
コンプライアンス的にどうよっ!?
社長と専務が大怪我をしたからといって、経営はド素人の双子の妹が、専務の兄になりすまして…って、ないない、そんな話、漫画の中でしかあり得ない!いや、漫画の中でもダメでしょ、ファンタジーでもない限りは…って思いながら読んだ方、きっと、たくさんいらっしゃると思います。
だって、昭和のモーレツでなあなあの時代だったらまだしも、ネット全盛のこのご時世、こんな相手を騙すような取り引きを仕掛けるなんて、勘違いも甚だしい。社長、専務、秘書の三人しかいない会社なら仕方ないけれど、普通、他にも社員はいるでしょ?なりすましがバレて、会社の信用を失うリスク以上のダメージは、ないと思うんだけれど…まさに、ハイリスクローリターンの案件です。
もう一つの違和感は、広海と真琴のキャラクターデザイン。第二次性徴前ならまだしも、成人した男女の二卵性双生児が、見た目そっくりなのは、かなり変。広海が真琴寄りで、女性っぽいって設定なのかな?そうじゃないと、桐生社長、真琴からインスピレーション受けるはずないし…と、いろいろとツッコミながら読んでしまった作品です。伏線回収はうまくできているのですがね…。
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