48歳で認知症になった母

あらすじ

いつも優しくて明るくて、自慢のお母さん。そんな母が48歳で若年性認知症を発症したあの日から、幸せだった毎日は徐々に崩れ始めました。学校から帰宅すると、徘徊する母を捜して連れ戻したり、うまくできない排泄の後始末をする日々。「僕がやらなきゃ家族が壊れる」と思い必死にこらえるも、自分のことすらわからなくなっている母に怒りと悲しみが湧いてきて…。11歳にしてヤングケアラーになった著者の衝撃の実体験をつづったレタスクラブWEBで人気の連載が書籍化。

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    まったく同じ気持ちです

    私も80代の母を認知症専門病院に入院させていますので、
    涙なくして読めませんでした。
    やはりスマホで認知症については見てしまいますので、
    自然と本作にたどりつきました。

    まだ介護保険もなく、若年性認知症ということも知られていなかった
    時代と思います。「長生きしたおばあさん・おじいさんをお嫁さんが看て当然」だった
    のですから、そのお嫁さん本人がかかってしまわれるとは、
    小学生だったやっちゃんさんはどんなにつらかったでしょうか。

    私はずっと母と暮らしてきましたので、自分が50代で、
    介護世代としても当たり前かもしれませんが、やはりつらいです。

    私も、もう母が戻って来ないガランとした家、
    だんだん進行していくのを確認しにいく見舞いのつらさ、
    私たちの大事な思い出を何にも覚えていないこと、
    さっき言ったことも覚えていないこと…
    自分だけが日常生活を楽しめない気持ち…、

    それでいて、介護から解放されたほっとした気持ち、
    入院させるときに半ば無理やりだったこと、
    母が家で来ていた服にしがみつこうとするのを取り上げたこと…
    何もかも一緒です。

    入院ですと、介護施設よりは安いし、他に病院に連れて行く必要も
    ないのが楽ですが、やはり、行き届かないところはあります。
    でも、病院を強く責めることはできません。
    国は、「社会での共生」などと言いますが、少し家族の身にもなって欲しいです。
    身体は元気だけれど、動物のようになってしまった親を、
    あなたは家で世話できますか…?

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    何度読んでも涙が出る話

    ネタバレ レビューを表示する

     時代背景が今から約40年前に起こったことで、現在のように訪問介護やケアマネージャーなど認知症に対する情報が世間一般ではまだまだ浸透していない頃の話。
     主人公のやっちゃんが、誰にも助けをもらえず困り果て、ご自慢のお母さんが変わっていく姿から病気が進行していき生前最後の面会で会ったときに認知症になる前のお母さんの姿がかすかに見えて『今までよく頑張ったね』という言葉でやっちゃんの全ての苦労が報われたと思うシーンで号泣しました。
     主人公も当時は相当苦労していましたが、一番困っていたのは何よりもお母さんであり、本来の姿から変わっていき、それを認めたくないばかりに言動なども変化していく姿からも自分自身がいつこうなるか、または親族がそうなるかもしれないと気をつけないと思いました。
     何度読んでも号泣する話で、漫画だからこそ読みやすくなっています。認知症に対する社会全体のさらなる認識、関心が広まってほしいです。他人事では無いからこそ、オススメします。

    by MARCH
    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    若年性認知症とヤングケアラー

    ネタバレ レビューを表示する

    考えさせられるお話。
    主人公の男性が大人になってから、子供の頃に認知症の母親を介護しながらも疎ましく思ったり、突き飛ばしたことがあったり、なかなかお見舞いに行かなかったりしたことに罪悪感を持ちますが、お母さんのことを愛しているからこそ、そんな母親の惨めな姿を見たくなかったという気持ちが分かるような気がします。
    今でこそヤングケアラーという言葉ができて以前よりも周知されるようになってきたので、こういう漫画などをきっかけに、もっと相談できる場所や国の手当てなどの助けが増えるといいと思いました。

    • 4
  4. 評価:5.000 5.0

    昨今は、

    ネタバレ レビューを表示する

    介護関係の漫画も増えてきたけれど、
    「若年性」の認知症や、それに伴う「ヤングケアラー」の存在は、
    まだあまり知られていない。
    大人でも大変なことを、子供の頃からやってきた人達には頭が下がります。

    自分自身、介護を経験して、人の体験談や、漫画などが本当に役に立ったというか、
    助かった。こういうジャンルの漫画が増えてほしいと心底願う。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    つらい

    ネタバレ レビューを表示する

    自分の幼少期を見ている様で辛い漫画でした。
    精神疾患のある母親から、適齢期に愛情を受けられなかった歪みが中年になっても続いています。
    主人公のやっちゃんは、こんな状況でも優しい。
    どうか幸せになっていますように。

    • 0

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