4.0
復讐の先に救いはあるの…?
7話まで読みました。
16歳の時に母親を自殺に追い込んだカーターをはじめ、関わった男たちに復讐すべく、ヒロインの元男爵令嬢リタは自殺願望のある侯爵令嬢の友人ベルータと入れ替わり、その美貌を武器に復讐を始めます。
リタになぜ自殺願望があったのかが読み進めるうちにわかるのですが…出てくる男性たちはみんな美しいけれど身体目当てのクズばかり。
身体目当てのげすな男たちがここまで揃うのね?!いくら婚約者とはいえ身分のある侯爵令嬢に対して酷すぎる。
理知的で紳士的な男性は一人もいないの…?!
とはいえ絵が綺麗で、際どいシーンについ惹き込まれてしまって読み進めてしまいました。
復讐劇を遂げた者に悪魔の契約の制裁があるのか気になるところですが、今のままだと救いがない…。
自殺願望があったとはいえその理由に同情してしまうベルータ…身体を乗っ取られ、リタの代わりに無惨な死を遂げるのもちょっと可哀想に思えました。
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