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これ以上なくやんごとなき方に敬愛をもって仕える学生侍従と、他の人に無い彼の視点や物言いを有難く受け止め大事にするが身分的に直接感情表現も接触も難しい女帝が、ハードルをこえつつやさしくゆっくりと愛をはぐくむ話。品があって、奥ゆかしくて、ああこういう世界もあるんだな~って感じです。
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これ以上なくやんごとなき方に敬愛をもって仕える学生侍従と、他の人に無い彼の視点や物言いを有難く受け止め大事にするが身分的に直接感情表現も接触も難しい女帝が、ハードルをこえつつやさしくゆっくりと愛をはぐくむ話。品があって、奥ゆかしくて、ああこういう世界もあるんだな~って感じです。
明治、大正時代を彷彿させる世界観。
女性の帝と年下の侍従の恋愛です。
帝の許嫁の嫉妬や妨害もあるけど、いちばんは身分の差。
二人の関係は公には認めてもらえない、切ない。
幼少の弟宮の繋ぎで女帝になっただけなのに、退位しても結婚はできないそうです。
女官長や侍従長始め新帝も二人の仲を黙認してるのに。
軍服もドレスも似合う、帝の責任を果たす凛々しいヒロインが素敵だし、嫉妬する女性の顔はかわいい。
御園を名前で呼んだり抱擁したり見舞ったりラブシーンは少ないけれど、いつも愛に溢れてるお話しです。
無料分までですが読み終わりました
大奥みたいな話なのかな?と思っていましたが全然違うし、中々面白いお話でした!!
出会えてよかったです
ものすごくラブラブな話でも無いのだけれど 昭和初期の頃の話なのでしょうか 女性の帝が 側近の侍従と 気持ちが通じ合う ささやかな 表に出せない 愛のお話。
当時の 内情。 今では考えられない位の 厳しい規律の中で 信頼し合う 関係がとっても素敵です。 かなりハマりました。また途中ですが ラストまで楽しみです。
静かに進む若い二人の上品なロマンスです。
二人の仲を静かに見守る大人たちの様子も切ない。
十代のロマンスなのに大人の恋愛を見ているようでした。
「私の主は陛下おひとりだ」と静かに語る御園の言葉が全編を支配しています。
番外編も複数出ていますが、もっとどんどん出していただきたいと思っています。
ラブラブも激情も無い、おだやか~な、でもとっても素敵なラブストーリーです。身分の違いをものすごく意識しつつ、愛情というより敬愛と相手を大切に思う気持ちを送りあう二人の姿に、ほんわかします。
タグにも「恋愛」と無いほど、ラブラブなところがない。でも、品と敬愛あふれる情のかわし方が、他の作品にはないすばらしさになってます。結構はまります。
フィクションで架空の国が舞台ですが、おそらく古き良き時代のどこかの国の皇室をモデルにした純愛物語です。強く美しくて凛々しい陛下とその臣下である青年の出会いから長い歳月が大河ドラマのように語られております。いろんなことがありますが悪い人はほとんど出てこなくてとてもいい読後感です。
架空の時代や場所なんだと思いますが、読んでいると大政奉還した後の明治の宮廷に想いが巡ります。そんな時代に若い女天皇がいたら、どんなだったでしょう。
身分の違いから大っぴらに結ばれる事は無いけど
、身近な人達が認めてくれているのが良いです。
何となく読み始めたら面白くて最後まで一気読みしました。
他の漫画には無い設定で、女帝と侍従の恋愛が魅力的に描かれています。ラブ要素はたまに入る程度ですが、ストーリーの展開が予想外で面白い。
とにかく他には無い作品で一読の価値ありです。