3.0
高校卒業したての乙葉は、家庭の事情で進学を諦め、小さい妹の面倒を見ながら正社員として働くことを決意する。その中で吃音障害のある青年、古賀に出会い、乙葉や古賀、2人を取り巻く人たちの心の声にスポットをあて、「閉」と「開」の両面から物語がスタートしていく。
登場人物たちの本音の部分に触れ、建前と本音の違い、本心や葛藤がわかり、とても興味深く入り込める。
ただ、内容的に結構ヘビーなテーマであり、暗くなりがち。
乙葉や古賀に明るい未来が来ることを祈りつつ今後が楽しみな作品。
- 1