【ネタバレあり】週末の悪魔のレビューと感想

二面性

若林と同僚の井上のお話。
若林は明るくて誰にでも優しい人。でもそれが井上の昔の片思いの相手に似てて井上は若林が苦手。
ゲイであることを隠して生きている昼間の世界では井上は暗くて地味な感じ。
けれど夜の世界では自由奔放なレイくんになります。
レイくんの働くお店で若林が酔っ払います。
そこでレイくんに色々介抱されちゃいます。
男性に色々されたこともショックですがレイくんと井上がまさかの同一人物と知った時の驚きはすごかった。
けれど若林！自分の気持ちに気付いてからはグイグイ行きます！
若林くんなんやかんや男前！！！！
結局、逃げ腰の井上をも説得してモノにします(笑)
最後レイくんが家で若林くんを待ってる時に会社の服装のまま待ってます。
それで若林くんがなんで会社の服装のまま？って聞くと井上プレイっと井上。
で、若林くんは井上プレイって井上はいつも井上だろ？っと(笑)
井上はレイくんと井上を使い分けてたけど若林くんにとってはどっちも井上なのです。
最後のこのセリフ好きだなー♡

いい関係

会社では地味で暗そうな井上は夜はゲイバーでバーテンしてるドSなレイ(攻)と陽キャで流されやすい隼人(受)。
最初はお互いのことが苦手で距離を置いてるが、喧嘩しながらも徐々に近づいてる内に隼人はレイのことが好きになってしまいます。
レイが高校時代にゲイであることを自覚してから拗らせてて素直になれないのを『拗ねてるみたいでカワイイ、何されても許せる』と言う隼人の大きな愛が堪りません。
本番は最後だけなので、ちょっと物足りなさを感じます。

ゲイバーのバーテンダーをしているレイちゃんに、人生イージーモードと思われて苛められる隼人くんのお話ですが、段々レイちゃんに惹かれてしまう隼人くんが可愛いし、最初は色気たっぷりで余裕を見せていたレイちゃんも可愛くなってきて、なんだこの可愛いカップル…！と一気読みでした。

レイちゃんにグズグズにされちゃう隼人くんが可愛いです。
井上プレイも読みたかったです。

逆なんだね？

オネエ言葉で話す人はネコって思ってて、
ノンケがオネエネコに入れるのがセオリー
のような先入観がありました。

だから本作で、オネエ言葉話す美人が
ノンケを開発して突っ込むというのが、
有り得ないとは言いませんが、なんとなく違和感。
オネエ言葉だけどネコもタチもいけるって事なのかな。

にしても、ノンケ…はよく好感持ってなかった同僚に尻穴許すよねー？
意地っ張りのタチオネエも、あの容姿でなきゃ成立しなかったね。関係ない人を重ね合わすとかぶっちゃけ失礼すぎるのに謝ってもないし。

まぁ、マンガだしね。

という感じで、あんまりのめり込めなかったです。

そうきたか

話の長さも程よくて楽しく読めました。
隼人がレイに告白してレイが隼人のことをどう思ってるかを整理して好きなんだ、と自覚した時は思わず笑ってしまった。
恋人同士になれてよかったね。

最初はどうなるのかな？と思ってたけどなんだかんだで仲良し。
付き合ってからの関係も読んでてほっこりする。
口は悪いのに照れると可愛いとか反則。
エロ少なめだけどハピエンで満足！

お値段お高めでしたが私はストーリー内容もドストライクで購入してよかったです!お相手の方がタチってことに意外性がありましたがそこもまたよかったです!

受け攻め逆じゃない？！と思うくらい黒猫のような美人攻めがかわいかった。
そして受けもなかなか男らしく懐がでかいやつでした。