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加害者
加害者も被害者。もっときちんとした大人と関わらなければいけなかった。親ももっときちんと娘と向き合わなければなからなかった。そして一つ一つ歯車が狂いはじめるともう元に戻れないことを知った。
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加害者も被害者。もっときちんとした大人と関わらなければいけなかった。親ももっときちんと娘と向き合わなければなからなかった。そして一つ一つ歯車が狂いはじめるともう元に戻れないことを知った。
事実に基づいて書かれたマンガ。なぜこんな事件が起きたのか知ることができて良かった。自分の常識とは異なる行動する人がいることを知り、子供の保護は必要だと思った。
あの衝撃の事件が漫画になりました。
今でも鮮明に覚えています。
あの事件の詳細が事細かに描かれています。
どこかで虐待の連鎖を断ち切らないと、こういう事件はなくならない。虐待のリスクの高い親子について把握しておくなり、何らかの手立てを講じる必要があるように思う
学生時代にこの事件の講義を受けました。
私も彼女のようにわりと早くに年子の母となり、今は教育関係の仕事をしています。
当時はただただ衝撃的で、言葉を失いました。いつしかこの事件を記憶から抹消しようとしていたほどにです。
真夏に電気も水もない部屋で、食料飲料を求めて冷蔵庫に小さな手形がたくさん…涙が溢れてとまらなくなります。
どうか、亡くなった小さな2人が安らかに、笑顔でいて欲しいと願うばかりです。目を背けたくなる残虐な事件ですが、向き合わなければならないと思えるようになりました。全ての子どもたちが大人たちから愛され守られ大人になれるように…なってほしいなと願うばかりです。
亡くなった子供たちが本当にかわいそう。
元夫も、自分の子供なのに、全く心配しなかったのが不思議です。
実話である主人公の女性達の事を思うと、幼い頃の家庭環境、出会う大人は本当に大事だなと思いました。いくらでも助けてくれる人はいたはずなのに、主人公が無知な為に悪い方向へ進んでしまう。読んでいて切なくなります。
ヒロインの犯した罪は許せないけど、両親揃ってネグレクトで、なるべくしてなったって感じ。
元夫側がいち早く気がついていたら、子供と母親を引き離して、父親側の祖父母に育てられたら良かったのにと思いました。
色々たられば。
ヒロインの勤め先の上司が、もう少し早く、ヒロイン宅に踏み込んでいたら。
ただただ、そこで息絶えた、幼い姉弟が可哀想でたまりません。
当該事件のルポルタージュなども読みました。漫画にしたから仕方ないかと思いますが詳細には少し足りないものの、簡単に概要を知りたい人にはよい。
表題作のこの事件は当時相当に報道されていたので、知っていたが、加害者の生い立ちや動機などは知らなかった。
ただ遊びたいギャルが、こどもを産んだ、くらいに思っていた。
だが、彼女のことを救える人大人が一人もいなかったことは、日本の社会福祉的貧しさを表していると思う。
逃げたくなるような人生を、幼少期から歩み続けていたのだと思うと、苦しい。