5.0
興味が無いこと、、
これはど田舎の話ではなく、地方都市では日々起こっている文化の話です。
共感できない女性がいたとすれば、日本の女性の中では恵まれた土地と人間関係だったと、思った方がいいくらい、根強く残っています。
やっぱり生まれ育った土地が良い、とか
こういう時だからこそ一致団結して、とか
そんなに田舎が素晴らしいなら、なぜ人が減るのか?
ビジネスなら、問題点を総括し人が増える努力をするでしょう。
ですが、田舎は変わることなく、ただただ昔のまま従えという。
主人公が都会に戻り言う
「誰も私たちに興味が無いんだよ」
そういう世界を知ることなく死んでいく友。
でもそこで生まれ支配されて育ち、もうそこでしかしか生きられなかった、のかもしれません。
田舎が不幸だとは思いません。
が、この話のように都会で生きていく人を非難したり帰ってこない事を大勢の前で責め、親を巻き込み謝罪させるなど、どこまでも幼く、遅れていると感じます。
田舎に住む、男性の支配欲みたいなものに
一様に従う女性達も問題があります。
間接的には、そういう男性を助けてしまっているということを、自覚しないと、いつまでも田舎は田舎のままでしょう。
田舎が人が減っていき困るのは、出て行く人が悪いのではありません。
問題提起させる漫画だと思います。
田舎の図書館などに寄付したらいいんじゃないかな。
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