【ネタバレあり】ジェニー 炎の月のレビューと感想

好き

チョー盛り上がったシリーズの最終章、コミックで読破して、電子版でも読破する予定、魅力的な登場人物ばかりでなく世界情勢も織り交ぜているので時代にリンクして感情移入しまくりました、ただでさえリアルなのにワールドトレードセンターを出された時は泣きました、ニューヨークが好きなので。

この作家さんのヒロインの中で特に輝きを放つヒロイン。ジェニー・フラン・サラディナーサが御三家ですかね。ストーリーも緻密に組み立てられていて、時事ネタも織り混ぜられているので勉強にもなる。

大好きです！

なぜピアニストが傭兵になるのか？！
美しくて強いジェニーに憧れます。この作家さんの作品が懐かしくて読み直しです。

この作者

作品が好きで、ずっと読んでいます。
主人公の生い立ちや、人間関係が交差し複雑に思えますが、戦っている姿はカッコいい🎵

やっぱり愛されたい

どんな目にあっても立ち向かう強くて凛とした美しさも持つイメージがあるけどやっぱり両親に愛された娘か親に確認しにいく所は泣けた。

ジェニーと仲間たち

ジェニーシリーズが昔読んで大好きだったので読んでみました。ジェニーの出生の秘密や家族との関係が軸になりますが、父親も母親も最初からこんなキャラクターだったっけ？みたいな印象です。時代は変わる。。

強い女性の幸せ探し

河惣作品にはしたたかな程に強く潔い女性が多く出てきます。彼女たちの多くはその素直さや真っ直ぐさで貪欲に幸せを探し、手に入れています。フランやエリザベスのように。でも、ジェシーはその生まれ持った才能と自身の家族や生い立ちのせいで求める幸せを奪われ続けてきた。愛しているけれど、思惑深い権力者たる家族や友人たちに翻弄されながら、命さえ預けられる仲間たちと生き残るために彼女は戦い続ける。その先に見つける彼女の幸せは全ての女性の求めて止まないものだったのがわかる、結構深い作品です。