高校生の時“駆け落ち未遂”した相手と再会 揶揄われていたと思っていたのに 先輩はグイグイきて・・この時代に“駆け落ち”ってさ・・というちょっとした違和感をキャッチーに木下ワールドに引き込まれていきます。受けが直ぐに絆されずに抵抗するんですよね。いやしかし 上手くいきそうでいかない まさかの続き・・ハピエンなんだろうけど 木下先生の場合は “先がわかってつまらない”ということはなく 気になって仕方ない。早く読みたい!
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高校生の時“駆け落ち未遂”した相手と再会 揶揄われていたと思っていたのに 先輩はグイグイきて・・この時代に“駆け落ち”ってさ・・というちょっとした違和感をキャッチーに木下ワールドに引き込まれていきます。受けが直ぐに絆されずに抵抗するんですよね。いやしかし 上手くいきそうでいかない まさかの続き・・ハピエンなんだろうけど 木下先生の場合は “先がわかってつまらない”ということはなく 気になって仕方ない。早く読みたい!
高校時代に駆け落ち未遂までいくほど惹かれ合った先輩後輩の二人。すれ違いからその後ずっと会うことはなかったものの、十数年後に大学准教授と編集者という関係でビジネスで再会する。
高校時代は純真だったものの、先輩に揶揄われたと思いこっぴどく傷つき、その後シニカルに成長した編集者。そして、そんな今の編集者にあらためて惹かれ、以前は子どもすぎて果たせなかった想いも大人になったから果たせるのではと編集者に訴えかけて落とそうとする准教授。
片方が引いたと思えば片方が攻め、かと思うと次のときには反対が攻めて反対が引き、相手をよく知る者同士の攻防、言葉の応酬が繰り広げられる。
まるで、ウッディ・アレンのシニカルな恋愛映画でも見ているかのような洒脱感。
攻められたほうが素直に落ちる時はないんかい?とモヤモヤするものの…。
まあ、要は昔から磁石のように惹かれ合ってしまう二人。
実はもう答えは出ているのに、プライドが邪魔して素直になれなかったりまた傷つくのが怖くて警戒したりの編集者。そして、一見、器用に見えるものの、実は自分の気持ちに疎くて不器用な准教授。
見ているととにかく焦ったかった二人ですが、とりあえずまとまるべきところにまとまってくれて、ホッとしました。
准教授がどうして高校卒業後すぐに養子に出されて名字が変わったのかとか、二人の今後とか、もっともっと読んでみたいです。
Scene:3(1)
モテ自慢かよクソガ(笑)面白い
by ウザコさん
番外編 東京23時月が綺麗
あー、最後まで読んじゃった。良かったよ、2人が出会えて。
by ジュリアデイビスさん
Scene:10(2)
もお、すれた30代のセリフが可愛すぎるっ!
by ぼんとくまさんさん
5.0