5.0
ラフタッチに惚れる
かなり癖のある、筆遣いの荒い画風なんですが、デッサンは整っていて瞳にも力がこもっているし、何よりその粗さが人物の心象をそのまま表しているようで、とても引き込まれます。
まだ数話読んだところで先の展開もわからない状態ですが、ある日突然「結婚」というワードが佐久間と多喜、二人の間に飛び込んできて、それまでの関係が少しずつ、でも確実に変わっていく。その先にあるのが幸せな結末かそうでないのか、不安定な状態の二人の心情が画面から溢れてくるようで、思わずレビューしてしまいました。
この先を読んでみて、印象が変わったりもっといい感想が出てきたら更新するかもしれません。それを楽しみに読みたいと思います。
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