5.0
地元名古屋の戦争
戦争漫画もすくなくなってきて。
戦争漫画があっても、広島、長崎、沖縄、東京の話ばかりでしたが、この漫画は名古屋が主です。
地元の名古屋だけあり。
物語に出てくる話し方、場所などが思い浮かべやすく、名古屋でもこんな大きな攻撃があったのか…と。切なくなりました。
今、終戦記念ドラマ。映画も減り。
戦争漫画自体も減っているので、少しでも人々の記憶に戦争が残るように。いろんな人に読んでいただきたいです
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戦争漫画もすくなくなってきて。
戦争漫画があっても、広島、長崎、沖縄、東京の話ばかりでしたが、この漫画は名古屋が主です。
地元の名古屋だけあり。
物語に出てくる話し方、場所などが思い浮かべやすく、名古屋でもこんな大きな攻撃があったのか…と。切なくなりました。
今、終戦記念ドラマ。映画も減り。
戦争漫画自体も減っているので、少しでも人々の記憶に戦争が残るように。いろんな人に読んでいただきたいです
名古屋では語られる愛知時計の悲劇。漫画にしていただきありがとうございます。私の祖母は作中でもありましたが企業でで爆弾の検品係をしていたとのこと。愛知のシンボルの名古屋城が焼かれるシーンがありましたが
それを見てた人が映画のように綺麗だったそうです。戦争は惨めだと祖母はいいます。走って走って二つの区を超えて逃げたと祖母はいいましたが、ほんとにそんなに逃げたの!?と思ってましたが、この作品を読んでほんとに逃げて逃げて走って走って、逃げ場がなかった状態であったことを思い知らせる作品でした
途中まで他の所で電子書籍で持っていたので続きから購入。作者さんがご家族から話を聞いて・・・というので興味をもって読み始めたのですが、本当に、読むべき。
普通に家族と暮らして、友達もいて、学校に行って。そういう普通の女の子の生活が戦争によってどんな風に変わったのか。
お父さんの優しさが伝わる卵焼きの所や、妹を疎開から連れ帰る所は思わず泣いてしまった。
名古屋がこんなに大変だったなんて。広島、長崎以外にも地震の話も含めもっと伝わっていくといいなと感じた。
私の母は愛知県出身で、当時3歳だった彼女は、夜空襲にあう名古屋の町が『真っ赤に染まって綺麗だな』と思って見ていたと言っていました。
その赤く染まった下では凄惨な戦争が起こっていたことを、この漫画で改めて思い知りました。
身近な名古屋の言葉が切なくて、でも希望もあって、色々考えさせられるお話しです。
途中、乳母車の話が出てきますが、あれに似たものが祖母の家にあったのでビックリしました。
空襲を受けた都市の中で最も被害が及んだ話と言えば私は東京大空襲が一番印象的でした。
当然、東京以外にも空襲があった話は関連の書物や番組等で多少は知っていましたが…
ここまで予想の範疇を大きく覆した大規模な空襲とは知りませんでした。
戦況に比較もありませんが、戦争とは無関係な一般市民をも巻き込む残虐行為そのもので、
可愛らしい絵柄とは裏腹に戦争という恐ろしく、
残酷で非道な出来事の一部分を知る事が出来る、
そんな素敵な作品です。
そして何よりも、戦争を経験された方々が年々と減ると同時に事実を知る手段が限られてしまう。
二度と繰り返さない為にも事実を風化させてはなりません。
だからこそ尚の事一読頂きたい作品です。
もう戦争を体験している人が少なくなってしまった現代。
こう言った作品で戦争の事を知らない世代に伝えていかなくてはと思います。
地元名古屋が舞台の話でよりリアルに感じられとても辛く、恐ろしく涙なしには読めませんでした。
食べ物がなくいつもお腹をすかせていたという話はお年寄りから聞いた事はあったのですが、名古屋も空襲にあってたくさんの犠牲者が出たというのは住んでいても知らなかった…
火のない所を探して走るあい達。
今、現在もロシアが戦争をしていますが子供たちが恐い思いをしているだろうと思うといたたまれません。
はやく平穏な日々が戻る事を心からお祈り致します。
冒頭主人公あいが、自身が戦争に参加しているとは思っていなかったとあったが、世の中が戦争一色の中で、声に出せない疑問や不満に思う事が正直に書かれていて、時代が変わっても普通の女の子なのだなととても身近に感じた。対して婦人会・隣組などの組織は、この度のコロナ自粛警察に通じるものがあり心底ゾッとした。全体的にみれば暗い話になりますが、ごく普通の少女あいが生きた戦時中の日常を少しでも多くの人・特に子供達に感じてもらいたいと思いました。
一気に読んでしまいました…心が苦しくなる場面がありましたが、それでも私たちは体験していないからただ苦しくなるだけ…この時代を生き抜いた人たちだけが語れる話だと思います…子どもにも読ませたいと思います。この作品は教科書にのせてもいいぐらい、映画化してもいいぐらいの作品です。
父が空襲で逃げまわった話をよく聞きました、場所は神戸ですが祖母がもともとお嬢様で逃げるのが遅く防空壕に入れてもらえず溝に入りその辺の物で蓋をしてしのいだそうです、この漫画にあるように防空壕は蒸し焼きだったそうです、軍人さんの馬に焼夷弾が落ち焼けた馬を奪いあって食べたそうです、終戦まで軍人の理不尽は続いたそうです、生きてるのが奇跡だと言ってました。
当時の女性や子どもが
どんな暮らしの中で生きていたのか。
この時代の日常生活とは
どんなものだったのか。
その様子を垣間見ることができます。
道理が通らないことも
どんな理不尽な仕打ちも
従わなければ、悪者扱い。
一人一人が我慢して耐えて
歯をくいしばって受け入れざるを得なかったことが、
この時代では
あたりまえに求められることだった。
それでも
みんなで支え合って
ひたむきな生活をする姿が健気です。
大きな地震があったことすら
戦時中は報道規制がかかってることに、
寒気がしました。