5.0
岩館ワールド
懐かしくてつい購入しました。
そういえば、こんな終わり方だったなー。ハッピーエンドじゃない。ユーモアのある面白い所は沢山あるんですが、決して軽率で分かりやすい幸せは描かないという終わり方です。ハッピーエンド読みたいなー。きれいな少女がワンピース着て風に吹かれる感じは憧れました。
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懐かしくてつい購入しました。
そういえば、こんな終わり方だったなー。ハッピーエンドじゃない。ユーモアのある面白い所は沢山あるんですが、決して軽率で分かりやすい幸せは描かないという終わり方です。ハッピーエンド読みたいなー。きれいな少女がワンピース着て風に吹かれる感じは憧れました。
何度も繰り返し読んでしまうお話です。岩館真理子さんの数ある作品のなかでも特に好き。作中の少女に憧れます。
岩舘さんの漫画に毎回出てくる「フランス人形みたいな少女たち」印象的ですね。いつもふんわりしたドレスを着て、髪の毛はふわふわロング。男の人も毎回似ています。このお話は美しさの中にたっぷりの毒を含んだ絵画のようですね。途中から誰が本当のことを言っているのか分からなくなってしまい、ラストもポカンとしてしまいました。雰囲気を楽しむ漫画なのかも。ただし後味は悪いです。
大好きな岩館真理子先生。ほろ苦いストーリーで、単純そうに見えても必ずひねりがあって、中学生の頃ドキドキしながら読んでいました。これもそうです。
試し読みしかしてないけれど、これからどうなっていくのかがとても気になります。祖母、母、姉、妹…の関係の変化がどうなるんだろう…
このころの岩館作品が一番好きでほとんど読んでいます。久々に読み返すと青春時代が蘇ってくるようで切なく暖かくなります。古い洋館、素敵なおばあちゃま、そしてサテンのドレスというこの3点だけでもうきゅん、とします。
絵が綺麗で主人公の女性が憧れる容姿なのがお気に入り スッと物語に引き込まれる岩館ワールドも大好きです。
岩館さんの清楚で女の子らしい世界観が好きなのですが、いつもそこに残酷さや毒がちりばめられていて惹かれます。
不安定な母親に育てられた妹は父に引き取られた姉を妬ましく思っていました。
母から離れるチャンスを自分で壊してしまう。どうも気の毒な話です。
あこがれのドレスを追いかけていただけなのに悲しいストーリー。
あー明るい話を何か読もう。
世界観がたまりません。
繊細なタッチでぞくりとする内容のミスマッチが素敵です。
コメディな作品もよいですが、これも素敵ですね